今の世の中、便利になったものですね。
私が学生の頃、携帯電話なんてものはなく、
友人との待ち合わせに遅れてしまったりすると、
連絡の手段がなくて、途方にくれたものです。
現在では、電話はもとより、メールやLINE、様々な手段で
連絡を取り合うことができますからね。
もはや、携帯電話やスマホは、なくてはならないものです。
このように、日々技術は進歩しており、
私達の生活は、こういった技術の進歩の上に成り立っています。
今後も技術の進歩により、私たちの生活は変わっていくんでしょうね。
技術は、常に進歩して、私たちの生活を変えていきますが、
中でも、最近は「人工知能(AI:Artificial Intelligence)」が、非常に注目されています。
一部報道では、2020年に「AI革命」がおこるとも言われてますし、
投資家たる者、こういったトレンドは、ある程度知識として持っておかねば
ならないと思います。
そこで、今回は、「人工知能(AI)」について、調べてみました。
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なにやら、色んな定義があるようですが、
一言でいうなら・・・・
「人間の知能を、コンピュータ技術で再現する技術」
です。
私と同じ年代の方でしたら、一番最初に耳にしたのは、
「ドラクエⅣ(ファミコン版)」ではないでしょうか。
これは、敵キャラと戦闘をするときに、
仲間に「命令」を与え、自動的に敵キャラに対して、
効果的な攻撃をしてくれるというものです。
これが、まあ、ク○みたいなクオリティで、
仲間キャラの「クリフト(僧侶)」が、ボスキャラに
「ザキ」「ザラキ」を連発してくれておりましたね(笑)。
「効かねえ~っつうの!」って腹が立った思い出があります。
ただ、これは、もう20年以上前のことです。
今の人工知能は「ビッグデータ」の解析技術や、
ハードウェアのスペック向上等で、とんでもないものになっております。
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人工知能には、「弱いAI」と「強いAI」に分類されています。
「弱いAI」とは、
一言で言うと、
「あらかじめプログラムされている範囲の事以外はできないもの」です。
すでに、「一定の枠内」では、人間のレベルを超えていますが、
いくらこれが高精度・高性能したとしても、ある枠内でのみのこととなります。
そして、「強いAI」とは、その「一定の枠内」を超えたものです。
人間のように考え、学習、推測し、理解し手判断した結論をもとに、
実行することができるものです。
また、人工知能には、4つのレベルがあります。
レベル1(制御):従来の制御工学に基づく制御システム
これには、「AI搭載」と書かれた家電製品が当たります。
レベル2(推論):あらかじめ登録されたデータと、ルールに基づいた多様な実行
これには、お掃除ロボットや、Siriなどの質問応答システムが当たります。
レベル3(機械学習):機械学習を取り入れたAI
これは、サンプルとなるデータをもとに、自動的にルールや知識を
学習し、それで得た知識をもとに、実行することができます。
ただし、学習するための「特徴点」は、人間の手で設計する。
レベル4(ディープラーニング):ディープラーニングを取り入れたAI
人間が介在したり、ルールを設定しなくても、
自律的に特徴点やルールを学習し、自動的に実行することができます。
レベル4が、高精度で実現されたら怖いですね。
「ターミネーター」の世界がリアルに起きそうな気がします。
この「レベル4」で使われる「ディープラーニング技術」の発展により、
精度の向上や用途の拡大が見込まれています。
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続いて、人工知能の世界市場規模を調べてみました。
とんでもない市場規模の推移ですね。
世界市場規模は、
2015年・・・「3兆7450億円」
2020年・・・「23兆638億円」
2030年・・・「86兆9680億円」
で推移すると予測されています。
86兆円って・・・・!!
日本の国家予算よりちょっと少ない位の市場規模ですよ。
活用分野としては、
「運輸」「卸・小売り」「製造」が大きなシェアを占めています。
どういう風に使われるかというと、
「運輸」は、トラックやタクシーの自動運転で活用され、
「卸・小売」は、顔認証による自動広告や、自動決済、需要予測などに活用されます。
「製造」は、工場の情報化や自動化に活用されます。
これらの導入により、人件費などを削減し、利益向上を実現できるんでしょうね。
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上記のとおり、今後人工知能の市場は爆発的に増えることから、
それに関連する企業に投資すれば、大きな利益を得ることができると思われます。
そこで、人工知能関連企業をいくつかピックアップしてみました。
①IBM
人工知能で最も有名なものと言えばIBMの「ワトソン」ではないでしょうか。
「ワトソン」は、AIのプラットフォームというべきもので、
すでに、金融、自動車、医療など幅広い分野で、
導入または導入が見込まれています。
現在、IBMは、長く低迷しており、社運を賭けたものと言えます。
株価の低い今のうちに、投資することで、
大きな利益を得ることができるかもしれませんね。
②グーグル
検索大手の「グーグル」も人工知能に力を入れております。
人工知能開発分野で最先端だった「ディープマインド」社を買収しており、
巨額の投資費用をつぎ込んでいます。
グーグルの開発した人工知能が、「囲碁」のトッププレイヤーに勝利したことが
話題になりましたね。
「自動車」「医療」など幅広い分野で活用が見込まれています。
③アマゾン
ほかの会社同様、人工知の研究に力を入れています。
人工知能「アレクサ」を搭載した、
対話できる家庭用スピーカー「エコー」が有名ですが、
自動車業界への転用も進められています。
ほかにも、人工知能を主力の「AWS」に転用したり、
将来的には、実店舗での決済、ドローンでの配送などでも
活用が見込まれています。
長い文章となってしまい、ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後、世界をイノベーションするものとして、真っ先に挙げられる
「人工知能」については、投資する、しない問わず、ウォッチしていく必要が
あると思います。
詳しくは知る必要はないと思うのですが、
市場規模や今後の展望、力を入れている会社を知っておくことで、
社会の情勢を知ることができ、
ビジネスチャンスを手に入れることができると思います。
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