皆さんは、「新興国」への投資をどう思われますか。
新興国への投資といえば、
政治的リスクが高く、株式市場が安定していない、
腐敗も多く、利益構造が確立されていないなどの、悪い面がありますが、
一方で、高い成長性が期待できます。
以下は、少し古いですが、先進国と新興国の成長性を表したものです。
こうして見ると、経済が成熟した先進国よりも
新興国の成長率が高いことが見て取れます。
今後、中国やインドがGDPにおいて、世界1位、2位になるとも言われてますし、
新興国の今後は、投資をする上で、
アンテナを張っておいたほうが良いのではないでしょうか。
そこで、今回は、
「バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)」
を紹介します。
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◆概要
名称:バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF(VWO)
オールキャップ(含む中国A株)・インデックス
信託報酬:0.14%
構成株式銘柄数:3,653
配当利回り:2.27%
◆組み入れ国名(上位10国)
中国 28.3%
台湾 15.3%
インド 11.4%
ブラジル 8.6%
南アフリカ 8.0%
ロシア 4.8%
タイ 4.1%
メキシコ 3.9%
マレーシア 3.5%
インドネシア 2.7%
さすがは、バンガード!
信託報酬が安いです。ただ、米国ETFなどに比べると、若干高いですね。
組み入れ国名の、半分近くが、中華圏となっておりますし、
アジア圏が、約7割となっています。
まあ、現世紀は、アジアの時代と言われていますし、仕方ないかもしれませんね。
保有上位10銘柄は、ほとんど知らない会社です(笑)
以下はチャートです。
こちらは、10年チャートですが、
2008年のリーマンショックで凄い勢いで下げてますね。
そして、その後、ボックスを形成しておりますが、
リーマンショック前の水準に戻っておりません。
新興国への投資は、今現在のところ難しいかもしれませんね。
ハイリスクでリターンも、そのリスクに見合ったものではないように思えます。
ただ、今後、新興国の成長は、折り紙つきですので、
考え方によっては、今の低い水準のうちが買い時とも取れなくもありません。
個人的には、ウォッチは続けていきますが、
現在のところ、購入はできませんね。
おもしろいETFだとは思いますが・・・。
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