こんにちわ、リョウスケです。
私は、かつて、日本株を中心に運用しておりましたが、その際、「ライブドアショック」「リーマンショック」など、大きな下げ相場を経験しました。
今は、米国株を中心に投資しており、上昇相場の恩恵をうけております。
しかし米国が、世界最大の経済大国といっても、株価が永遠に上がり続けるわけではありません。
必ず、大きな調整、暴落など、下げ相場があります。
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そういった「下げ相場」の際、本当に精神的に来ます。
なんせ、自分の大事な資産が、どんどん下がっていくわけですから。
これが、一時的な「調整」程度なら、大した精神的な負荷にはなりません。
問題なのは、これが、「年単位」での下げ相場の時が、 やばいんですよね。
こういう時って、メディアでは、一斉に経済的な「悲観論」が出まくります。
そして、実際に、株価はどんどん下がっていくんですよね。
この時の
「下げ相場が、いつまで続くか分からない。」
という状況が、かなり精神的に追い打ちをかけます。
例えるなら、バスに乗っている時に、急激な腹痛に見舞われた時に、道路が渋滞していて、次の停留所にいつ着くかどうか分からない時のような感じですね。
「も、漏れる・・・い、いつまで我慢すればいいのか・・・」
という、絶望的な状況に似ています。
(いや、似てないか・・・・な?)
その結果、『株式市場から撤退しようかな・・・』って気持ちになるわけです。
今、元気に、「株価が下がったら買い増しするんだ・・・へへ」なんて言っている私も、数年下げ相場が続いたら、そんな気持ちも無くなくなるでしょうね。
本当に絶望感しかないです。
こういった精神的な負荷を下げるためには、できる限り「負けない投資」を心がける必要性があります。
その方法は、いくつかありますが、そのうちの一つが「ディフェンシブ銘柄」への投資です。
例えば、「ディフェンシブ」なセクターとして、最もポピュラーなのが、「生活必需品」セクターです。
以下は、S&P 500と連動したETF「IVV」と、生活必需品セクターで構成されたETF「VDC」のチャートで比較したものです。
◆IVVとVDCの比較チャート
このチャートは、リーマンショックが発生した2008年から2009年の株価騰落率を表したものです。
赤色のチャートが「IVV」、青色のチャートが「VDC」となります。
チャートを見てみると、赤のIVVの方が、大きく下がり、青のVDCの方が、下げ幅が小さいです。
2008年6月6日(リーマンショック前の任意の日)と比較すると、IVV(S&P500)は、最大で「-51%」下落となったことに対し、VDC(生活必需品セクター)は、「-31.73%」の下落となっております。
それだけ、「生活必需品」セクターの銘柄は、「下げ相場」に強いんですよね。
ちなみに、「生活必需品」セクターの中で、個人投資家にも人気のある「プロクター・ギャンブル(PG)」と「コカ・コーラ(KO)」も上記チャートに加えてみると、以下のようになります。
凄く見にくくて、申し訳ありませんが、オレンジ色のチャートが「PG」、緑色のチャートが「KO」です。
「KO」に関しては、「VDC」と同じような騰落率となっておりますが、「PG」は、一旦下げたあと、すごい勢いで上昇していっております。
こういう「不況」の中でも、パフォーマンスを出せる銘柄を、いくつか持っておくと、精神的な負荷を下げることができますね。
長期的に資産を高めていくためには、「株式投資」が非常に大きな効果を発揮できると信じています。
しかし、いくら、株価が一時的に上昇したからといって、下げ相場の時期に、資産を下げて「株式投資」から撤退するようなことがあれば、資産を最大化する機会を失することになります。
そんな、「株式投資を退場しない」ようにするためには、精神的な負荷の低減が大事で、そのための一つの方法が、ディフェンシブ銘柄(セクター)への投資が有効だと考えます。
より長く「投資の世界」で、資産の最大化を目指していきたいですね。
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