こんにちわ、リョウスケです。
現地時間、7月20日に世界最大のソフトウェア開発販売業の「マイクロソフト」が2017年度第4四半期の決算発表を行いましたので、分析してみたいと思います。
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以下は、マイクロソフトの第四四半期の事業別売上です。
マイクロソフトは、大きく分けて3つの事業で構成されています。
「Productivity and Business Processes」は、「Office」製品や、「Dynamics CRM Online」の開発・販売を行っています。
こちらの部門は、四半期ベースでみると、前年度「6,970」に対して、「8,446」となっており、前年度比「21.1%」の増収となっています。
また、通期で見ても、前年度「26,487」に対して、今年度「30,444」となっており、前年度比「14.9%」の増収となっています。
「Intelligent Cloud」は、「Windows Server」「SQL Server」「System Center」「Azure」「Enterprise Services」などのパブリック、プライベート、ハイブリッドのサーバ製品の開発・販売を行っています。
こちらの部門は、四半期ベースで見ると、前年度「6,711」に対して、「7,434」となっており、前年度比「10.7%」の増収となっています。
また、通期で見ても、前年度「25,042」に対して、今年度「27,440」となっており、前年度比「9.5%」の増収となっています。
ちなみに、サーバー製品、クラウドプラットフォームの売り上げは15%増で、「Azure」はなんと97%増となっています。
「Azure」は、アマゾンの「AWS」に次ぐ、シェアを占めており、今後も期待できそうです。
「More Personal Computing」は、「Windows」OSのライセンス収入、「Surface」や携帯端末などのデバイス類、「Xbox」などのゲーミング製品、開発を行っています。
こちらの部門は、四半期ベースで見ると、前年度「8,960」に対して、「8,820」となっており、前年度比「1.6%」の減収となっています。
また、通期で見ても、前年度「40,434」に対して、「38,773」となっており、前年度比「4.2%」の減収となっております。
マイクロソフト社全体を通期で見ると、前年度「85,320」に対して、今年度「89,950」となっており、前年度比「5.4%」の増収となっております。
そして、利益ベースで見ると、100%以上の増益となっています。
最後に、通期の事業別売上の割合は以下の通りです。
マイクロソフトは、分けた事業をほぼ均等に売上を上げています。
「Google(アルファベット)」や「Facebook」「Amazon」「アップル」のように、
特定の収入源がある企業と違い、多角的な経営をしています。
予想をはるかに上回る好決算ですね。
私の保有銘柄の「IBM」とはえらい違いですよ。「IBM」ではなくて、「マイクロソフト」を持っておけばよかった・・・なんてことも言いたくなりますよね。
私たちは、なんやかんや不満がありながらも、パソコン上で「Windows」や「Office」製品を動かしており、「マイクロソフト」の製品プラットフォームから、なかなか逃れることはできません。
私たちの「生活」「仕事」において、マイクロソフトの製品は必要不可欠ってわけです。
また、2017年度は、クラウドサービス「Azure」が絶好調で、今後も期待できそうです。
さすがに、こんな好決算見たら、今後も期待して買いたくなってしまいますね。
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