リョウスケが米国株で億万長者を目指す

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IBM「-10%下落!」 フィリップ・モリス「-17%下落!」 ネットフリックス「+10%上昇!」・・・決算から学ぶことは大きい

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こんにちわ、リョウスケです。

 

米国企業の2018年1月~3月期の決算が本格的に始まりましたね。

 

皆様のポートフォリオを構成している銘柄の決算状況はいかがでしょうか。

私の保有銘柄では、IBMとジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の決算発表がありましたが、どちらも決算発表後株価を下げております。

 

IBMは、増収でアナリスト予想もクリアできましたが、粗利益率の低下により、株価は-7.5%も下落しました。その後、さらに値を下げ、決算発表直後と比較すると-9.9%下落しています。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンも増収を達成し、アナリスト予想もクリアすることができましたが、証券会社の目標株価の引き下げにより、株価は-2.2%下落しています。

その後、さらに値を下げ、決算発表直後と比較すると-2.9%下落しています。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンの下落はともかく、IBMの下落は、約10%の下落ですので、私のポートフォリオは大きなダメージとなりました。

 

この数日で50万円以上の資産が消失しておりますからね、私の給料の1ヶ月分以上の損失ですよ。

 

私は、ポートフォリオを7銘柄に分散して投資しておりますので、まだダメージは少ないですが(額で見ると少なくないですけどね)、もしIBMに集中投資なんてしていたら、とんでもないダメージですよ。

 

私の運用資金が、2000万円程度ですので、10%の下落となると、200万円の損失ですからね。もっと悲観的な事を言うと、私の全資産は6000万円ですので、これをIBMに集中投資していると、600万円の損失というわけです。

 

悪い夢は広がるばかりですね。

でも、最悪の事態の事を考えると、分散投資や資金管理というのは、非常に大事だなって、こういう下落局面で思いますよね。せっかくの経験ですので、これを勉強代と考えると、安いもんだと思います。

 

今回の決算も大きく明暗を分ける

 

私の保有銘柄以外にも、次々と決算発表を行っています。

 

日用品世界最大手のプロクター&ギャンブルは、増収増益でアナリスト予想をクリアしましたが、株価は-4.1%下落しました。

 

そして、日本の個人投資家の方々に最も大きな衝撃を与えたのが、たばこ業世界最大手の「フィリップ・モリス」ですね。

増収を達成したものの、アナリスト予想を大きく下回り、加熱式タバコ先進国である日本で、アイコスの販売が鈍っていることから、株価は大きく下げました。

 

その下げ率はとてつもなくて「-15.5%」の暴落です。

しかも、翌日もさらに値を下げて、決算直後と比較すると、「-16.9%」下落しています。

 

たった2日間で、17%近く下げているわけです!ひえええー。

 

個別銘柄がここまで下げるのを見るのは、久しぶりですね。

しかも、こんな超巨大企業の暴落ともなると、初めて見るかもしれませんね。

 

フィリップ・モリスは、シーゲル教授著書「株式投資の未来」でも取り上げられており、日本の投資家の方々にも人気のある銘柄ですが、保有されている方は心を痛めているでしょうね。

 

一方、ここまではすべて下落した銘柄ばかりを書きましたが、もちろん好決算により株価が大きく上昇した銘柄もあります。

 

その中で、最も気になるのは、動画配信サービス最大手の「ネットフリックス」ではないでしょうか。ネットフリックスの2018年1月~3月期は、売上も予想を上回りましたし、新規加入者数も予想145万人に対して、195万人増えました。

 

これにより、株価は暴騰し、「+9.4%」上昇しました。

(※ちょっと記憶が曖昧なのですが、シーゲル教授って、ネットフリックスを保有していましたよね。確か、アマゾンも保有していたような・・・。)

 

ネットフリックスといえば、Amazonやfacebook、アルファベットと並んで、ハイテク関連企業「FANG」の一角としてもてはやされてきましたが、今年も順調のようですね。

 

企業の決算から学ぶことは多い

 

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このように、今回の決算も、企業によって大きく明暗が分かれてしまったわけですが、この結果から、様々な考えが出てくると思います。

 

株価が下がったことによる「損切り」や「買い増し」。

また、株価が上がったことによる「利益確定」や「買い増し」など、様々な行動をおこなうことができますが、これらの行動に対する「正解」というものはありません。

 

ただ、「株価」だけを追いかけて売買するのはやめておいたほうがいいと思います。

 

暴落した銘柄も、今回の決算の結果が、なぜここまで下がる要因となったのか、きちんと考えなくてはいけません。市場は常に正しい結果ですからね。

 

事業が陳腐化しているのか、していないのか。今後も、一定の成長が見込めるのか、見込めないのか。バリューエーションに対して、株価はどうなっているのか。しっかりと見極める必要があります。

 

企業の決算というのは、多くの情報が溢れ出てくる機会ですからね。この機会を逃してはいけません。

 

もし、こういう作業が苦手だったり、時間がなかったり、めんどくさかったりするからといって、「株式投資」をあきらめる必要はありませんよ。

 

個別株ではなく、インデックス投資にシフトすればいいだけですからね。

もし、保有株の暴落で、メンタルがきついと思った方も同様です。インデックス投資なら、分散が効いているので、いきなり2桁の下げ幅が起こるなんて、ほとんどありません。

 

決算後の暴落、暴騰ほど、多くのことを学べる機会はありません。

自分には、どういったやり方が適しているかを、しっかり考えて投資を行った方が、結果として長く市場に居続けることができ、トータル的なリターンを得ることができますよ。

 

ちなみに、私は、今回暴落したIBMやフィリップ・モリスは、事業が陳腐化したとは思えないので、購入したいと考えています。

 

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