こんにちわ、リョウスケです。
私は、会社に行く際は毎日同じ時間の同じ電車に乗っています。
まあ、ほとんどのサラリーマンはそうだと思うんですけど、私の場合、同じ乗車口から乗って定位置に立っています。
何故かというと、私の降りる駅に着くまでに、誰が途中で降りるか分かっているので、予めその人の前に立ち、座る準備をしているわけです。
ほら、電車に乗ったら、座席に座るのに必死な人っているじゃないですか。私もその類です(笑)。
仕事でも体力使うのに、満員電車の中で揉みくちゃにされて、疲れるの嫌なんですよね。座席に座るとノンビリブログを書いたり、その日の仕事のイメージをしたりすることができるので、時間を有効に使えるのもメリットです。
そんな風にトレインワーキングをしているわけですが、その中で、最近少し疲れた表情の若い社会人をよく見かけるんですよね。
少し前まで、学生だったんだと思うのですが、お気楽だった学生時代とは違って、サラリーマン生活は戦いです。
ちょっとした失敗で、怖い上司や、めんどくさいお客さんに、めっちゃ怒られることもありますし、場合によってはとても納得できないような理不尽なことだってあります。
ですので、疲れた顔の若い子達をみると、学生の頃には無かった「壁」のようなものにぶつかっているのかな・・・なんて思っています。
そして、こういった若い子達を見ると、自分が大学を卒業して、新社会人になったころを思い出すんですよね。
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私は今、システム開発の仕事をやっていますが、新卒で入社した会社では、ICTのことなんてこれっぽっちの知識もありませんでした。
当時やっていたのは、工場の現場仕事だったんですよ。
私は、就職氷河期の時に運良く就職を決めることができたんですが、最初の1年目は、当時、かなり景気が悪かったとはいえ、それなりに仕事がありました。
でも、次の2年目になると、全然仕事が無くて、社内にいながらにして、「仕事」が全くない状態になってました。
もちろん、私だけじゃなくて、その部署にいたメンバー約10名全員がです。
本来なら仕事がなければ、何かしら自分の出来ることを探して、やるべきなのですが、当時は1日中、のんびりして、雑談したりしていたんですね。
むしろ「仕事なくてラッキー」ってな感じで、仕事していたのは、1日の中で、1時間くらいだったと思います。
これまでの人生で仕事してきた中で、一番楽な時でした。
でも当時の私は、まだやる気満々で、給料に凄くこだわっていたんですよ。
ですので給料安い、仕事もないってことで、これ以上収入が上がる見込みが無いと判断し、そのまま会社を辞めてしまいました。
しかし、会社を辞めてしまった後も、当時働いていた会社でアルバイトをしていた子とは、連絡を取り合っていたんですよね。
で、その後、その会社はどうなったかというと、その1年後くらいに、その工場は閉鎖。
そこで働いていた社員は全員、リストラされてしまいました。
「リストラ」って言葉が、世に出始めた頃です。
で、そこで働いていた社員のほとんどは、その職場でしか通用しないスキルしかなかったので、再就職先も無く、アルバイトをするしかなかったそうです。
奥さんや子供がいる方も多かったのに・・・です。
結果論だけ見ると、仕事が無い時に、自分を高めるための勉強をしたり、就職先を探したりすれば良かったんでしょうけど、なかなかそう割り切れないんですよね。
将来が見える魔法の水晶玉があって、未来が分かっていれば、真剣に努力するんでしょうけど、まさか、工場が閉鎖されて、リストラされるなんて、夢にも思わないですもん。
私は、当時、まだ若かったので、会社を辞めて別の業種に変更しましたが、年齢を重ねると、そういった根気がなくなってしまうんですよね。
なぜ、そういったことが分かるかというと、今40代の私がそうだからさ・・・(笑)。
・・・なので、新社会人の人達に思う事は、
「若いうちは、無駄かもしれないけど、色々経験しておいた方が良いよ」
ってことですね。
たくさんの経験は、その後働く職場でも活かせるし、仮に、会社を辞めてしまったときも、次の職場で活かせますからね。
これは、「株式投資」でも言えることだと思います。
今は、ネットの普及で、様々な情報を簡単に手に入れることができ、「投資手法」を学ぶことができますが、株価が上がったり、下がったりしている中で、一時の株価に狼狽して売却して、損してしまうことなんて、よくあることです。
それを防ぐには、常に勉強しておくことと、たくさんのことを経験しておくことです。
ネット上では、自分自身の投資手法こそ至高とでも言わんばかりに、自身の手法を推奨し、それ以外のやり方を徹底的に批判する人もいます。
そんな一方的な意見に耳を傾けて、視野の狭い投資家にはならないでくださいね。
「株式投資」は、常に不確実性が付きまとっています。
例えば「バリュー投資」だろうが、「グロース株投資」だろうが、結局は、自分自身がどこまで「リスク」を許容するかだけのことですからね。
自分なりの投資手法は、自分の経験から身につくことを覚えておいてください。
そして、最も経験値が上がるのは、「下げ相場」です。
ドラクエで例えるなら、「上げ相場」での経験が、「スライム」一匹倒したのと同じくらいだとすれば、「下げ相場」の経験は、「メタルキング」倒したくらいの経験値が入りますよ。
ちなみに、この「メタルキング」は、ラスボス並に強いので、注意が必要です。
ほとんどの人が、ラスボス並みに強いメタルキングから逃げ出しちゃいますけどね。
もったいないですよね・・・。
あきらめずに自分なりの武器を手に入れて、ラスボス級に強いメタルキングを倒しましょうよ。倒した先には、たくさんの経験値と大きな利益が待っていると思いますよ。
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