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ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2018年4Q決算を考察!成長が鈍化しても保有すべき黄金銘柄

 

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こんにちわ、リョウスケです。

 

今回は、「ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)」の2018年度第4・四半期決算を考察してみたいと思います。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンの2018年度4Q決算を考察

 

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まず、結論から言いますと、今回の決算は普通でした。

 

2018年度4Q決算の売上高は、204億ドルとなり、昨年度と比較すると+0.9%の増収となりました。また、予想が202億ドルでしたので、アナリスト予想を上回っております。

 

続いて、特別項目を除く1株利益は1.97ドルで、アナリスト予想の1.95ドルを上回りました。 

 

そして、同じ日に発表された2019年の売上高を804億~812億ドルと予想しており、アナリスト予想の826億9000万ドルを大きく下回りました。

また、調整後1株利益は8.50~8.65ドルと予想しており、アナリスト予想が8.60ドルとなっています。

 

今期の決算そのものはそこそこ良かったのですが、2019年は成長が鈍化すると見られているようですね。

 

続いて、ジョンソン・エンド・ジョンソンの売上を事業別に見てみたいと思います。

 

以下は、今回発表された決算データです。

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ジョンソン・エンド・ジョンソンは、大きく分けると、

「一般消費者向け製品(Consumer)」「医療品(Pharmaceutical)」「医療機器(Medical Devices)」といった3つの事業に分かれております。

 

まず、「一般消費者向け製品(Consumer)」を見ますと、今期売り上げは、35億360万ドルとなり、前年度と比較すると-0.1%の減収となりました。

 

続いて、「医療品(Pharmaceutical)」を見ますと、101億9000万ドルとなり、前年度と比較すると、+5.3%の増収となりました。

 

クローン病治療薬「ステラーラ」やがん治療薬「ダルザレックス」、「イムブルビカ」などの販売が堅調だったようですが、これまで主力だったの前立腺がん治療薬「ザイティガ」がジェネリック(後発医薬品)による競争に直面することが予想されているほか、関節リウマチ薬「レミケード」の販売が安価なバイオシミラー(後続品)に押され減少しているようです。

 

 

今回は増収となりましたが、決して安心できるものではないようです。

  

最後に、「医療機器(Medical Devices)」を見ますと、66億9800万ドルとなり、前年度と比較すると、-4.4%の減収となりました。

 

ちなみに、全体の売り上げのうち、米国国内比率は52.1%、海外比率は47.9%となっております。

 

売上の約半分を、海外で稼いでいるわけですね。こういったグローバルに展開し、ブランド力が強い企業は、今後、人口拡大の恩恵を受けると思われるので、安心して保有する事ができます。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンは下がれば仕込みどき

 

今回の2018年度第4・四半期決算は、増収増益を実現し、さらにアナリスト予想も上回りましたが、通期ガイダンスが予想を下回った為、決算直後の株価は下がりました。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、同社の販売しているベビーパウダーにアスベストが含まれていることを以前から認識していたが長年放置し続けていた、と昨年末に報道された為、以降株価が低迷しています。

 

この件に限らずヘルスケア業界は、訴訟リスクが高いということをリスクとしてしっかりと捉えておく必要がありますし、それ以外にも特許切れによる収益性の低下や、ジェネリック薬品の躍進など様々な懸念事項があるので注意が必要です。

 

しかし、ヘルスケア企業は過去にもこういったリスクがあったにも関わらず大きく成長してきましたし、同時に株価も上昇してきました。

 

しかも、このジョンソン・エンド・ジョンソンは連続増配50年を超える「配当王」ですので、保有しているだけでインカムゲインを増やし続けるという恩恵まで享受できます。

 

株式投資は株価が安い時に買って高い時に売ると言うことが基本戦略である以上、現在のように株価が低迷している時が大チャンスかもしれませんね。

 

実際、昨年も大きく株価が低迷していましたが、中盤以降怒涛の復活で「買い増ししておけば良かったー!」って嘆いていた人も多かったですし。

 

黄金銘柄が下がった時に買い増しすることがお金持ちになる最も近道のように思えます。

 

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