こんにちわ、リョウスケです。
日本は戦後敗戦国として大きな借金を背負い、どん底からの再出発となりましたが、高度経済成長期を経て世界でも経済大国として存在を示し続けました。
しかしバブルと言われた1980年後半から1990年前半をピークに低迷しました。
その後「失われた30年」と言われるほど、日本はほとんど成長しなかったのですが、それでも現在の日本が未だ世界のトップレベルの経済力を保持していることを考えると、敗戦後の経済成長がいかに凄かったのかがお分かりいただけるかと思います。
ただ、この30年間の低迷は日本をデフレスパイラルに陥らせ、サラリーマンの給料は低迷し続けています。その為、お金を出来るだけ使わずに生活するというものが日本人に浸透する結果となりました。
実際、大手小売業が20代以上の男女1000名に「節約に関する調査」を行ったところ、全体の9割以上が「節約を意識している」と回答しており、節約している理由として「不測の事態に備える為」や「老後に備える為」という理由がほとんどで将来を憂慮しているため節約に励んでいるようです。
一見「節約をしている」というと美談のように聞こえますが、 多くの人が「節約」をするということは、お金の循環が悪くなることを意味しますので経済に悪い影響を及ぼすことになります。
それに「節約」を意識しすぎて、仙人のような生活をしていると人生が薄っぺらいものになってしまい「人生を楽しむ」という目的を達することができませんからね。
ですので、「節約」は全くしないというのも問題ですし、かといって過度にやりすぎるのも問題です。
もちろんなんの経験も積まずロボットのような静寂な世界を過ごしたければ、あらゆるものを禁欲し、節約しまくった生活をしても良いかと思いますが、壮大な暇つぶし程度の人生なんて何が面白いのか考えてみた方が良いかと思いますよ。
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このように私は過度の節約を否定しているのですが、若い頃は資産を増やして少しでも早く会社を辞めたくて、節約をしまくっていたことがあります。
私は「節約」をするために某激安スーパーで半額シールの貼られた食材を買うために、わざわざ夜の遅い時間に買いに行き食費を削ったり、保有していた車を売却したり、安い学生マンションに住んだり、かなり節約に励んでいました。
特に大きい節約となったのは女性との交際を辞めたことですね。女性とお付き合いすると外出する機会も多くなり、出費が激増しますので、節約をするためだけに女性とはお付き合いしなかった時期もあるくらい節約をしまくっていました。
おかげでお金は貯まりましたが、なんの思い出もなく、人生の中でも暗黒期と言えるくらい人生がおもんなかった時期なんですよね。この経験があるからこそ、今の私は「節約」をそれほど意識しなくなったのかもしれません。
そして振り返ってみるとかなり効率の悪い「節約」をしていたなあと思うのが、「電気代」の節約です。
特に真夏や真冬の「電気代」を節約することを意識していました。夏は「クーラー」、冬は「暖房」を入れることになり、こういった「エアコン」は非常に電気代がかかりますからね。
なので、できる限り「エアコン」を入れずに、暑さや寒さを我慢し、どうしても我慢できないときや、人が遊びに来た時だけエアコンを入れるようにしていました。
ところがある夏のことなんですけど、いつものように暑さを我慢して、部屋でゲームをしていたら、だんだん、視界がぼやけてきて、目の前が真っ暗になってきたんですよ。
これは何かと言うと「熱中症」です。
おそらく、その数十分前に、筋トレとジョギングをして体温が上がっていたのに、水分も取らずに、部屋の温度が高くなっていくのを放置していたために、軽い「熱中症」になったのかもしれません。
「熱中症」は下手したら、命を失うこともあります。本当に危険でした。
それ以降、私は、暑かったら電気代を気にせずに、エアコンをつけるようにしています。節約して浮かせたお金よりも、健康の方が大事ですからね。
そして今私たちが意識すべきなのは、出費を減らすということよりも収入を増やすということだと思っています。
特にこれからの時代は給料も増えませんし、老後の年金もゼロには絶対にならないにせよ、確実に貰える額は少なくなるはずです。そんな中やっておくべきなのは「投資」です。
最近は証券会社も様々なサービスを提供しており、日本の銘柄だけでなく、アメリカや中国などの海外銘柄や、S&P500指数などのインデックスそのものに投資することもできます。
以前のように経済や金融の知識がなくても、過去の経験則に従って積立投資をするだけで資産を増やすことができる時代になってきました。
お金を増やすことで貧困に陥らず、適度に遊びながら穏やかで平凡な生活を誰にでもできる時代に生まれたことを感謝すべきだと思いますよ。
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