リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

<sponsored link>

「株価が安いうちに仕込む」というやり方は個人投資家では不可能・・・ではどうする?

f:id:ryosuke1123:20180429122650j:plain

 こんにちわ、リョウスケです。

 

「株式投資」は歴史が長く、様々な投資の手法が確立されていますので、個人投資家でも銘柄選択の「根拠」が導きやすくなってきました。

 

近年は「日経平均株価」や「ダウ工業平均株価」「S&P500指数」といったインデックスと連動したETFや投資信託が人気があり、ゆっくりと資産を拡大できるものとして注目されています。

 

この他にも、ICT・ハイテク関連株などの将来性のある企業に投資する「グロース株投資」や、実際の価値よりも割安になっている企業に投資する「バリュー株投資」、景気の変動に関係なく収益をあげる企業に投資する「ディフェンシブ銘柄」への投資など様々な投資手法が確立されています。

 

これらの投資手法は、その時の時代背景などによってパフォーマンスが異なっており、一概にどの投資手法が優れているというわけではありません。

 

ちなみに2019年以降はハイテク関連株のパフォーマンスが非常に良く、インデックスやディフェンシブ株のパフォーマンスを上回っています。

 

以下は主要ハイテク銘柄と生活必需品セクターETFの年初来騰落率です。

 

◆主要ハイテク銘柄と生活必需品セクターETFの年初来騰落率

f:id:ryosuke1123:20191107094709p:plain

 2019年に入ってからの年初来パフォーマンスは市場平均(S&P500指数)が+22.58%上昇しているのに対して、アップルが+62.89%、エヌビディアが+52.42%、マイクロソフトが+42.46%、フェイスブックが+41.18%上昇しており、市場平均を大幅に上回るパフォーマンスを出しています。

 

一方で生活必需品銘柄で構成された「バンガード・生活樹品セクターETF(VDC)」のパフォーマンスは+18.75%となっており、市場平均を下回るパフォーマンスとなっています。  

 

割安時に株数を増やして株価上昇時に爆益を得ることができる

 

<sponsored link>

 

 

このようにハイテク関連株が米国市場を牽引しており、先日もS&P500指数、ダウ工業平均株価は史上最高値を更新しましたが、いつの時代もハイテク関連株が市場平均を上回るパフォーマンスを出しているかというと、もちろんそういうわけではありません。

 

上記のように2019年に入って好調なアップルやエヌビディア、フェイスブックも2018年の年初来だけを見ると、市場平均が-7.01%下げている中、アップルが-8.52%、フェイスブックが-25.21%、エヌビディアに至っては-31.27%も下げていますからね。

 

株式投資の基本は「安く購入して、高く売る」なので、こういう安い時期に仕込んでおくのが本来やるべきことですし、これまでの歴史上何度もこういった局面が訪れています。

 

例えば、シーゲル教授著「株式投資の未来」によると、1992年~2003年の間、大手タバコ業のフィリップ・モリスはS&P500指数が+110.52%上昇している中、訴訟やたばこ増税、喫煙のイメージ悪化を背景に株価はほとんど上がっていません。

 

ただ、フィリップモリスは年率約6%近い高利回りの配当金を出していましたので、投資家たちは配当金を再投資するだけで株数を増やすことができています。

 

その後、訴訟費用の減額が認められ、フィリップ・モリス株は大きく上昇し、株数を増やした株主達は大きな利益を得ることができました。

 

ですので、株価が安いうちに株数を増やせば、株価が上昇した際に大きな利益を得ることができるというわけです。

 

株価が安いうちに仕込むというのは不可能・・・

 

<sponsored link>

 

 

ただ、こういった「株価が安いうちに仕込んで、高くなれば売る。」というのは株式投資の根本的なやり方ですが、実際に実行するのはとてつもなく難しいです。 

 

低迷している株価が「いつ上がるか」なんて誰にもわかりませんし、そもそも株価が低迷しているのはそれ相応の理由があるからですからね。

 

例えば、狂牛病リスクが高まった時や異物混入事件でブランド価値が暴落した時にマクドナルドに投資することって出来ますか?

アップルのiPhone販売数が大きく下落し、将来に対する悲観論が高まった時に投資することができますか?

 

これらの問題で株価が下がった時は今となってはとてつもない仕込み時だったわけですが、こういう悲観論が出ている時に投資するのは非常に難しいですし、そもそもこういう悲観論が出てその後復活しなかったケースも山ほどありますからね。

 

結果論としては「株価が下がった時に投資しておくべき」だったのですが、将来のことなんて誰にもわからないのが現実で、どこかで「株価が上昇する」という「根拠」とか「予測」をするのは個人投資家レベルでは不可能だと思っています。

 

下手すれば、そのまま低迷し続ける可能性も高いですし、それならS&P500指数などのインデックスに投資している方がマシですよね。

 

何が言いたいかというと、「株価が下がっている時に購入する」というのは、いわゆる「逆張り」ですからね。落ちていくナイフがそのまま地面に突き刺さることも多いです。

 

私には、そういった将来を見通す能力はないので、ただただインカムゲイン狙いか、成長が期待できる連続増配銘柄か、成長が期待できるグロース株に投資したいと思っています。

 

▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

 

<sponsored link>