こんにちわ、リョウスケです。
2008年は、リーマン・ブラザーズ証券がサブプライムローンの巨額損失によって経営破綻したことをきっかけとして起きた「リーマンショック」によって世界経済は大きく減退しました。
しかし、その後主要国の金融緩和や財政出動によって、世界経済は復活し現在まで順調に拡大を続けています。
日本の日経平均株価も高値圏を維持し続けていますし、米国のダウ工業平均株価やS&P500指数も史上最高値を更新し続けていますからね。
とはいえ、世界経済減速の懸念は常に叫ばれていますし、私は株式を保有している、していないかかわらず主要銘柄の決算内容を見ているのですが、ここ数期は好調な株価ほど良い決算は出ていないように思えます。
株価は将来の業績を予想しているものとはいえ、あまりにも現在の業績(悪いというわけではないが)と好調な株価の乖離が気になりますね。
経済というものは、「上がり続ける」とか「下がり続ける」ということは絶対に起こらず、上下を繰り返すものです。リーマンショックで暴落した株価が復活したように、上昇し続けた株価はいつか下げることになります。
そして、下がった株価は再び上昇・・・ということを繰り返していくわけです。
株価が上昇・下落のタイミングなんて、仕事の片手間にやっている個人投資家には到底分からないので、一度購入すれば長期で保有するのが良いのかもしれませんね。
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前述のとおり、2019年に入ってから株価は上昇し続け、年初来でS&P500指数が+23.8%、日経平均株価が19.5%上昇しています。
2018年のそれぞれのパフォーマンスはS&P500指数が-7%、日経平均株価が-14%下落していたことを考えると、昨年のような米中貿易戦争の経済減速の懸念など様々な悲観論が出ている時が絶好の買い場だったのかもしれませんね。
最近はサラリーマンの給料も少しずつ上昇しており、2017年までの給料上昇率は1%以下だったものが、2018年以降2%以上上昇していますし、ほんの少しですが企業の利益が労働者に還元されているようにも思えます。
私も2018年、2019年と昇給は大きかったですし、賞与も例年よりも多かったですからね。
ただ、このように私達の給料はほんの少しですが上昇しているとは言え、増税や社会保険料の増加によって、手取りの収入はそれほど増えておらず、むしろ減っているという人も多いようです。
そしてなによりも、企業はバブル期に匹敵するほどの利益が出ているにも関わらず、私たちの給料は当時のサラリーマンの給料には遠く及びません。
少し前に、父親と話す機会があったのですが、給料の話になって、今の給料を正直に話すとびっくりされましたよ。
「お前管理職やのに、給料低いなあ・・・転職したほうが良いんとちゃうか?俺がお前くらいの年齢の時は年収1000万円位あったで。」
ってね。
私は社内ではそれなりの年齢でそこそこ上位の立場なので、給料も若い人達に比べると多く貰っているわけですが、それでも父と比べるとかなり少ないです。
父が現役世代の時は、昇給も毎年「万」の単位で上がっていたそうですし、ボーナスも今では考えられない位貰っていたようです。
このように給料面では今では考えられない位高待遇でしたが、当時は週休二日制ではありませんでしたし、労働者の地位も低く、仕事そのものは非常にしんどかったそうですね。
そういった意味では、現在は恵まれているのかもしれません。
ただ、これからこの日本も衰退していくと思われるので、右肩上がりの収入というのは見込めないでしょうね。
でも、本業の収入が少ないからといって、資産形成を諦める必要はないと思います。以前と比べると、個人でも収入を得ることはできるようになってきましたし、資産運用の環境も良くなってきています。
会社の給料が少なければ、「副業」で収入を増やしたり、株式投資などの「資産運用」を行うことなど、収入源の複数化は必須だと思います。
「高収入だったバブル世代の人が羨ましい。」「生まれた時代が悪かった。」とかぼやいているだけでは、生活は変わりませんからね。自分の出来ることから、まず始めることが大事だと思います。
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