こんにちは、リョウスケです。
私は仕事において外国の人と関わることが多いのですが、その多くは日本の漫画やアニメが大好きで日本に興味を持ち、日本語を勉強して日本で働いています。
それだけ日本のアニメは「日本」という国を世界に知らしめるツールの一つとなっているわけですね。
実は私も子供の頃はアニメや漫画が大好きだったものの、社会人になってから仕事が忙しくて漫画やアニメを見なくなっていました。
ただ、ここ数年のグローバル化の影響によって、外国人と一緒に仕事をする機会が多くなってからは、共通の話題を見つけるために漫画やアニメをみるようになり、そしてどハマリしてしまいました。
「いい大人が・・・」という意見があるかもしれませんが、やっぱり面白いんですよね。しかも、共通の話題ができて、親密度も高まりますし、一石二鳥どころの話ではありません。
そんな私が思う歴代で最も面白い漫画を挙げるとすれば「ダイの大冒険」という漫画です。おそらく若い方々は知らないと思いますが、私と同世代の方々は懐かしいと思える漫画ではないでしょうか?
<sponsored link>
「ダイの大冒険」は1989年から1996年に週刊少年ジャンプで連載されていた漫画で、ゲーム「ドラゴンクエスト」の世界観を基にしており、主人公ダイが仲間と共に世界を救うために冒険をするというものです。
この漫画の何が良いのか、というと当時のジャンプの王道であった「友情・努力・勝利」を軸としたストーリーも良いのですが、なんといってもキャラクターが素晴らしいんですよ。
「ダイの大冒険」というタイトルのとおり、竜の騎士の血を継いだ「ダイ」という少年が主人公ですが、それ以上に主人公感が強いのが魔道士の「ポップ」です。
最初は凄く臆病で、強い敵が出てきたらすぐに逃げ出したり、漫画史上最強の弱キャラでしたが、その後、物語が進むにつれて成長し、最後はラスボスの超絶必殺技をたった一人で粉砕するほど強くなります。
主人公は最強の竜の騎士の血を継いでいますし、仲間であるマアムは過去に世界を救った勇者の仲間の娘、ヒュンケルは善と悪両方に指導を受けた戦闘のスペシャリストというようなそうそうたる顔ぶれの中で、ポップは普通の武器屋の息子です。
そんな普通の臆病な少年が成長を続けていく様は感動を覚えますよね。
また、味方達以外にも悪者達も個性の強いキャラクターが揃っています。
ラスボスである「バーン」はもとより、魔軍司令ハドラーのように最初は小物感の強い情けないキャラクターが主人公を打倒するために成長してく姿も素晴らしいです。
そんな私が大好きな「ダイの大冒険」という漫画ですが、2020年にアニメ化することが決定しました。漫画ファンとしては凄く嬉しいですし、同僚の外国人たちにも是非とも見るように懇願しているくらいです。
そこで、今回はアニメ化を記念して様々なキャラクターたちの名言を紹介したいと思います。
<sponsored link>
まずは主人公の仲間にして親友のポップです。このキャラクターは名シーンも多いのですが、個人的に一番格好よかったのは、騎士シグマとの戦いで、何度やられても立ち上がるシーン・・・。
シグマ「ひとつ質問させてもらいたい」
ポップ「なんだい」
シグマ「君は本当に人間か?ゾンビかなにか出ないと、その不死身は説明がつかん」
ポップ「よしてくれよ・・・俺はれっきとした人間さ・・・臆病でよわっちい・・・ただの人間さ・・・」
シグマ「そういうことを言う奴が最も危険だ・・・私は決して手を緩めない」
おっさんの私でもしびれるわ。
ポップも格好いいが、敵のシグマも格好いい。
最初あんなに弱かったポップが、どんどん成長していく姿に感動しました。
しかも、何かがきっかけで一気に強くなるわけじゃなく、少しずつ強くなっていきますからね。ホント素晴らしいです。
<sponsored link>
続いて、敵キャラの魔軍司令ハドラーです。
このキャラクターは、最初は本当の悪役で、勝利の為には汚い手も普通に使います。
でも、主人公たちに挑んでは敗れるという繰り返した結果、自分の体を「超魔生物」に改造します。
ここで手に入れた強さから、精神的にも大きく成長します。
小物感の強い悪役から、志の高い強い武人になっちゃうんですよね。
ハドラーの最後も良かった。
ダイが最後の技を繰り出すために、力を溜めているところをいま攻撃すれば勝てるのに、
「無粋・・・どうせ燃え尽きる身!この数秒を己の力を高めるために費やすのみ」
と叫び、攻撃せず自身も力を溜めます。
結果として、敗れちゃうんですが、負け様が格好良かったです。
そして、この後、悪者の罠に主人公一同諸共嵌められてしまうのですが、絶望する主人公を一括する姿は漫画史に残る名シーンだと思いますよ。
そして、物語上なくてはならないのがラスボスである大魔王バーンです。
連載当初はベール越しに影だけが見えていますが、それだけで読者に強者感を与えるほどの圧迫感がありましたが、初登場した時はまさかの老人・・・。ヨボヨボのおじいさんの姿とのギャップが、恐怖でしたね。
そして、実際戦闘が始まると恐ろしく強い・・・というか、こんなの勝てんの?って、ドキドキしながら見てました。
絶望感は、私が見た漫画の中ではトップクラスですね。
個人的には、ドラゴンボールのフリーザ様が言う「私の戦闘力は53万です。」よりも、大魔王バーンの「今のはメラゾーマではない・・・メラだ」の方が怖かったです。
<sponsored link>
ちなみに、ダイの大冒険の名言には投資でも活用できるものがたくさんあります。今回はその中の一部をピックアップして紹介したいと思います。
まずは、氷炎将軍フレイザードのセリフです。
ここは戦場だ!殺し合いをするところだぜ男も女も関係ねェ、強い奴が生きて弱い奴は死ぬんだよ!!
まさに、「株式市場」という所も、まさに戦場で強い奴が生きて、弱い奴が死にますね。弱い奴にならないためにどうすればよいか・・・それはひたすら勉強経験を積むことですよね。ポップばりに努力しましょう。
続いて、魔軍司令ハドラーのセリフです。
己の立場を可愛がっている男に真の勝利などないっ!
全てのパクリ投資家達に聞かせてやりたいセリフです。
そして、大魔王バーンのセリフです。
鍛え上げて身につけた強大な力で弱者を思うようにあしらう時、気持ちよくないのか?優越感を感じないのか?力ほど純粋で単純で美しい法律はない!
「投資家だけ儲けやがって!」とか「国が悪い、企業が悪い、時代が悪い」とか不満ばかり言って、なんの努力もせず、底辺に沈んでいるアホに、俺はこんなに儲けているんだぜっ!って見下している時に思い出すセリフです。
優越感こそ最高の美酒です。
続いて真の主人公ポップのセリフです。
アバン先生っ!先生の5分の1・・・いや、10分の1でいい・・・俺に勇気を与えてくださいっ!
暴落局面で、資金を追加するのは非常に勇気がいることです。そして、保有し続けることも・・・。そんな時に、このセリフを思い出して欲しいです。
そして勇者アバンのセリフです。
負ける時は力の限りを尽くして思いっきり負けなさい!
そうしないと絶対に今より強い自分にはなれませんよ。
思いっきり失敗した時の方が、学ぶことは多いですよね。私も何度も大きな負けをして、凄く勉強になっております。
最後は剣匠ロン・ベルクのセリフです。
勇敢というよりも無謀という言葉がふさわしい!
もはやファンダメンタルズ的にも、将来が見込めない銘柄に、あえて特攻している時に、言われそうなセリフです。
「ダイの大冒険」の名言は数え切れないくらいたくさんあって、キリがありませんが、最初から最後まで、ラスボスは変わっていませんし、バトル漫画なのに、強さのインフレが少ないところもいいですね。
アニメ化楽しみです。
▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。