こんにちわ、リョウスケです。
現在の日本は約30年近く経済の低迷が続いており、かつてに比べると国際的地位を大きく下げています。その結果、国際的地位や世界での発言力が下がっているだけでなく、今後は少子高齢化などの様々な問題によって、さらに低迷してくと予想されています。
国の低迷はそこに住んでいる人の暮らしも悪くなることに繋がるので、私達にとっても他人事ではありません。
そして、大多数の人が貧困に苦しんでいる中で、少しでも生活を豊かにするためには、本業の収入だけをあてにするのではなく、個人レベルでも何かしらの取り組みを実施する必要があります。
その中の一つが「株式投資」ですね。
ただ、何の考えも無しに「株式投資」をやったとしても上手くいくはずはありません。例えば日本が今後低迷してくと予想されている中で、日本企業に投資するのはリスクが高いと言わざるを得ません。そこで注目してほしいのが「海外株」です。
特に政治・経済・文化の中心地である「米国」に投資するメリットは大きいです。
また、株式投資の魅力の一つとして、「配当金」がありますが、こういった「インカムゲイン」を重視したい場合は、なおさら米国企業に投資することをオススメします。
米国企業は、日本企業と比較すると、株主還元意識が高いとされており、中には毎年「配当金」を上昇させている「連続増配企業」というものも存在しています。
その中でも連続増配年数が25年以上の銘柄を「配当貴族」、50年以上の銘柄を「配当王」と呼ばれているのですが、日本企業で、配当貴族となる企業は、「花王」一社のみです。しかし、アメリカ企業では、こういった企業がゴロゴロ存在しています。
これは企業の所有権が日本では従業員のものという意識が拭えませんが、アメリカでは、株主のものという意識があるのかもしれませんね。
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こういった連続増配企業に投資するということは、株主還元意識の高い企業に投資することと同義となるので、安定的に配当金を頂戴することができます。そして、なによりも、保有しているだけで、配当金が上昇していくというメリットもありますよね。
例えば、運用資金が500万円で、配当利回りが3.0%以上の企業に投資すると、15万円の配当金をもらうことができます。もし、この企業が、年率7%で増配して行った場合の配当金の推移は以下のとおりです。
◆連続増配企業に投資した際の配当金上昇推移
初年度15万円の配当金は、年率7%で成長していき、10年後には、27万円になります。
そして、20年後には、54万円になり、最後に30年後には106万円になります。
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もし、30歳の時点で、高配当の連続増配銘柄に投資していれば、60歳の時点で106万円の配当金をもらえるというわけです。
何もしなくても、106万円の配当金が貰えれば、そのまま定年退職するという選択肢も取れますし、リタイアするという選択肢もとれます。つまり、その時のライフワークによって、選択肢を選ぶことができるというわけです。
人生をより華やかなものにするためには、お金が必要というのは、誰でも分かっていると思いますので、このメリットは大きいことが理解いただけるかと思います。
ちなみに、配当貴族で、さらに高配当の銘柄なんて、そんなにたくさんないよ、と思われるかもしれませんが、意外とゴロゴロしております。
例えば、米国株をやっている個人投資家にも人気のある「AT&T(配当利回り6.20%、増配年数34年)」、「アルトリアグループ(配当利回り4.72%、増配年数49年)」、「エクソン・モービル(配当利回り4.18%、増配年数35年)」、「コカ・コーラ(配当利回り3.39%、増配年数56年)」といったように、意外とたくさんあります。
この中から、自分だけのオリジナルポートフォリオを作ってもいいですし、バンガード社から提供している「バンガード米国増配株式 ETF(VIG)」に投資すれば、言いかと思います。
保有しているだけで、資産が増えていく連続増配銘柄への投資は、投資初心者でも分かりやすいので、個人的にはお勧めの投資手法です。
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