こんにちは、リョウスケです。
日本には借金が返済不可能になった人を救済するために「自己破産」という制度がありますが、ここ数年増えているそうです。
2018年に最高裁が発表した個人の自己破産申立数は7万3084人となっています。2017年度と比較すると6.2%増加し2016年から年々増えており、この原因の一つとして銀行カードローンの過剰融資が挙げられます。
かつては消費者金融の多重債務が社会問題となり、03年には約24万件の自己破産の申し立てがされましたが、消費者金融への貸し付け規制が行われ、この年をピークに減っています。
しかし消費者金融と同様のサービスながら規制外の銀行カードローンの貸付額が13年ごろから急伸し、多くの多重債務者を生み出す結果となったわけです。
そんな背景によって銀行界に批判が集まったことから、2018年は融資を抑制したため、銀行カードローン残高は8年ぶりに減少しましたが、依然として自己破産の要因の一つとなっています。
ちなみに、こういった自己破産に陥っているのは、そこそこ収入が高くて、社会的地位もある、40代から70代のような中年層や高年層なのです。
決して、収入の少ない若い世代というわけでは無いということです。
特にその中でも多いのが、60代以上の高齢者で、2000年と比較すると10倍近く増えているようですね。
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60代以上の自己破産というと、まさに「老後破産」ですよね。
若ければ自己破産しても、やり直しがある程度できますが、高齢者になると健康状態に問題が出る人も多いですし、そもそも働き口もあまりありません。
そうなると老後破産の貧困から抜け出したくても、蟻地獄のような負のスパイラルに陥ってしまうので人生詰んだといっても、大げさな言葉ではないと思います。
高齢者の自己破産の理由は、諸説ありますが、無理な住宅ローンを支払っていたり、定年退職後も、現役時代と同様に贅沢な暮らしをしてしまった結果、破産するケースが多いようですね。
まあ、結局は、自己管理ができなかったといえばそれまでですが、こういった話を他人事のように思ってはいけません。
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私は、まだ40代ですが、老後破産になんてなってしまうと、安心で快適な生活がおくれなりますので、今のうちから準備をしておかなくてはいけないと思っています。
こういった自己破産は、誰しもが、起こりうることですからね。
そして、今後、現在現役世代の私達は、高度経済成長期を経験した高齢者の人たちよりも、収入は低くなるので、苦しい生活をする人が増えていくと思います。
おそらく近い将来、高齢化が進んで、お年寄りを支える若者たちが少なくなりますので、
社会保障制度は維持できなくなり、受給年齢の引き上げや、受給金額の引き下げが、おこなわれます。
そうすると、若いうちにしっかり準備してこなかった人達は悲惨な貧困生活を送る羽目になるでしょう。
そうならないためにも、今私たちがやるべきことは、こういった自己破産した人のことを他人事と思わず、自分なりの努力を惜しまずに生きていかなければいけません。
例えば、本業や副業を頑張って収入を増やし、節約を心掛けることで出費を抑え、資産運用で効率的にお金を増やすということを意識した方が良いと思います。
最近はインターネットを使えば、アフィリエイトなどの副業も簡単にできますし、資産運用の知識がなければ、S&P500指数のような将来が期待できるインデックスに投資すれば良いだけです。
副業や投資を本格的にやるとそれなりに手間が掛かりますが、これからの厳しい時代で、貧困に陥らず、安心安全な生活をするためには、手間を惜しんではいけないと思いますよ。
動けるうちに、しっかり稼いでおく、これが大事だ思います。
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