こんにちわ、リョウスケです。
何事においても「成功」するためには、その分野で成功している人がやっていることを参考にするのが最善の方法です。
それは株式投資の世界でも同様で、ウォーレン・バフェットやジョージ・ソロス、ジム・ロジャースのような成功者のやっていることを参考にすると良いでしょう。
ちなみに日本人なら村上世彰さんなんかの発言は参考になります。
この人は経済産業省の元官僚で退官後に「村上ファンド」を設立した人物です。
当時の日本の株主の多くは経営関与には消極的だったにも関わらず、村上世彰氏は積極的に介入していったことから、批判的だった人も多かったです。
当時は私も株式投資を始めていたので、ライブドアのホリエモンとこの村上ファンドの村上世彰氏には非常に興味を持っていましたね。
ただ、2006年にニッポン放送株式のインサイダー取引の容疑で逮捕されており、その後長らく表舞台から消えていました。逮捕後は拠点をシンガポールに移していたのですが、最近は日本での活動も増えているようです。
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そんな村上世彰氏ですが、株式投資初心者向けの金融商品として「日経225」を挙げています。
初心者はまず日経225やTOPIXから入るのがいい。
225は東証一部上場の代表的な225銘柄、TOPIXは東証一部全体を対象にしており、両方とも日本経済全体に投資をするような商品です。
つまり日本経済が成長すれば、その分、得をする金融商品です。
日本の「日経平均株価(日経225)」や「TOPIX」、米国であれば「ダウ工業平均株価」や「S&P500指数」のような市場全体を表すような指標を「インデックス」というのですが、初心者にはこのような「インデックス投資」がおすすめです。
ちなみに投資家のほとんどがこの「インデックス投資」に勝てないと言われており、プロのファンドマネージャーが作ったポートフォリオでも例外ではなく、投資期間を5年、10年、15年と区切った場合、いずれの期間でもアクティブファンドはインデックス(パッシブ運用)に負けています。
つまり「インデックス投資」は資産運用をする上で最適解の一つであるというわけですね。
ただ、村上氏は「日経225」などの日本のインデックスを勧めていますが、日本は少子高齢化社会を迎えて、成長が限られるのではないかと懸念している人も多いかと思います。ちなみに私もその一人です。
しかし村上氏はこう反論しています。
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日本の中だけで考えてちゃいけない時代ですよ。
例えば、トヨタがどこで車売ってるかというと、世界で売ってるわけですよ。国内販売が160万台ぐらいなのに海外販売は800万台近くある。
だから日本の人口が減っても日本企業の将来は暗くない。
しかも「企業は儲けた分を再投資しないならちゃんと株主還元しなさい」と僕がずっと言ってきたようなことを、政府もようやく言い出したわけです。だから、日経225も今後10~20年でもう少し良くなるだろうと、読んでいるわけです。
確かに近年はグローバル化が進んで、企業は世界中で商売をするようになりました。トヨタしかりユニクロ(ファーストリテイリング)しかりですね。まあ、日本で働いているサラリーマンの給料はこれからも上がらないと思いますが、「企業」という目線で見ると成長していく可能性はありますよね。
私は「米国株」の運用をしており、米国企業の強みを理解しているので、今さら日本企業に投資する考えはありませんが、一つの方向性として日本企業に投資するのもアリだと思います。
また、「今100万円入れたら、10年後にはどのくらい増えていますか?」という質問に対しては、「200万円くらい(配当金含む)。」と答えておりますので、年間利回り2%から3%程度を見込んでいるわけですね。
ちなみに村上氏の個人資産は「200億円」と検察に暴露されており、その多くは資産運用で得た利益だと言われております。
そんな生涯投資家である村上氏の読み通りになるのか非常に興味があるところです。
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