こんにちわ、リョウスケです。
今、力を持っていても時代の節目では、力を無くし滅んでいくことはままあります。
日本でも織田信長、豊臣秀吉が戦国時代の中で力を強めましたが、その後は徳川家康が力を持ち江戸幕府を興しました。
しかし、その後は太平の世の中が訪れたものの、再び戦乱の世の中が訪れ、大政奉還の末に明治の世の中が始まりました。
このような栄枯盛衰の流れは世界中で起こっており、世界中を支配しまくったモンゴル帝国や、スペイン、ポルトガルがその後どうなったかを見ても明らかです。
そして当たり前ですが、このようなことは国だけでなく、組織、個人でもあり得ることです。
これまで莫大な富、名声、地位を持っていた人が失敗をしてしまい、全てを失ってしまうことはままあることです。
例えば、実業家の与沢翼氏なんかは有名ですよね。
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与沢翼氏は大学時代に起業した会社が大儲けし、「秒速で一億稼ぐ男」と呼ばれましたが、その人生は波乱に満ちています。
少年期は、転校した際に「訛り」や生意気という理由でいじめを受け、その反動でグレて中学一の不良になり、毎日喧嘩に明け暮れる日々を送っていたそうです。
ただ、このように荒くれた中学時代を送っていましたが、お金には不自由することはなく、洋服の転売ビジネスで月に何十万も稼いでいました(ホンマかいな・・・)。
その後、高校に進学しますが3日で退学してしまいます。
ただ、不良とはいえ「お金儲け」に関しては非常に真面目で、ケンカに明け暮れる日々を過ごしながらも、土方や建築など30近いアルバイトを掛け持ちしたり、スクーターやセルシオ、シーマなどの高級車の転売ビジネスで月150万円以上稼いでいたそうです(ホンマかいな・・・。)。
このように高校を中退し不良街道一直線でしたが、裁判の席で祖父が涙の訴えをする場面を目の当たりにしたことで、不良から抜けることを決意し、大検を取得し9ヶ月間の猛勉強の末に早稲田大学に入学します。
その後、ネット通販業者を起業し、3年半で月商1億を超えるほど成長し、数々のビジネスに果敢にチャレンジします。そして、家賃200万円のマンションに住み、高級外車を乗り回すなど、ド派手な生活をしましたが、2014年に経営破綻します。
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完全に無一文になり所持金が19円だった時代もあったそうです。
このようにかつては「秒速で一億で稼ぐ男」と呼ばれ、時代の寵児だった人も栄枯盛衰の波に取り込まれてしまったわけですね。
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そんな与沢翼氏ですが、経営破綻後に残っていた私財をすべて売り払い、それを元手に海外で個人投資家として活動します。
現在はタイに居住を移し、2億6000万円する超高級マンションに住んでおり、先日テレビに出演した際には、「純資産は75億ぐらいかな。30億円が現金になるもの、45億円が不動産」と明かしています。
経営していた会社が破綻し、一時は無一文になった彼は華麗に復活しているわけですね。
また、今、目を付けているものは「社債」と話しており、「1年間寝てるだけで9000万円入ってくる。もし自分の資産を全部社債で買えば、70憶を5%の利子で回したとしても、年収3億5000万円。 月3000万円使って豪遊すればいいだけで、でも資産は減らない」と話しています。
まあ「社債」が今後最適な投資先となりうるかはともかく、一度完全に「オワッタ」状態から復活するのは並大抵のことではないと思います。ただ、現在のアメリカ大統領のトランプ氏も何度も破綻していることを考えると、「リスク」を取ることの重要性と「諦めない」というメンタルを捨ててはいけない、と実感しますね。
現在の与沢翼氏の資産は「75億」と、かつて秒速で1億稼いでいた頃とは比較にはならないかもしれませんが、これはリスクと収入を考えた最適なものだと感じます。
まあ、75秒しか働いてないのかもしれませんが・・・。
いずれにせよ、凄く波乱万丈の楽しい人生を送っていますよね。
一度、無一文となりましたが、現在は莫大な資産を持ち、綺麗な奥さんとかわいい子供がおり、楽しい人生を送っていますが、これはこれまで普通の人が経験してこなかった様々な出来事が根底に有るように思えます。
一部のインフルエンサーは質素倹約しろ、空き時間は勉強しろ、と手垢ができそうなくらいつまらないことを連呼しますが、「経験」が人生の価値を高め、「センス」を磨くことを考えると、お金を使って失敗したり成功したりを繰り返すことって大事だと思いますよ。
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