こんにちわ、リョウスケです。
株式投資をやっている人の殆どは「ウォーレン・バフェット」の名前を聞いたことがあるかと思います。
バフェットは、90歳を超えたおじいちゃんですが、恐らく世界一有名な株式投資家です。
世界最大の投資持株会社である「バークシャー・ハサウェイ」の会長兼CEOを務め、総資産9兆円ほどを一代で築き上げた大人物ですので、この人の言葉や行動が、投資家に与える影響は絶大です。
例えば、バフェットが保有している株式を売却すると、それだけで株価が下がりますし、逆に購入すれば株価が上がります。
それだけ影響力が強いってわけです。
まあ、そりゃそうですよね。
「株式投資」で、巨大な資産を築き上げた実績を考えると、個人的な見解よりも、正しい「答え」である可能性が高いですからね。
真似したくなるのも当然です。
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そんなウォーレン・バフェット氏が、随分前にニューヨークで開かれたフォーブス誌の100周年記念イベントで、米国経済について言及しましたので、紹介したいと思います。
バークシャー・ハザウェイ(BRKa.N)の会長で米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は、100年後のダウ工業株30種指数について、「100万ドル超」になると予想。
1世紀前に81ドル程度だったことを考えると、不可能ではないと述べた。
バフェット氏は、フォーブス誌が1982年に最も富裕な米国人400人のリストを公表して以降、1500人程度がリストに登場したが「ショートセラー(空売りをする人)は誰もいない」と指摘。「米国をショートにすると、常に負けてきた。これからもそうだ」と強調した。
バフェットは、米国の将来への悲観論を一蹴し、100年後の「ダウ工業平均」が、2万2千ドルから、100万ドルを超えると予想しました。
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上記のとおり、バフェットは、米国の将来的な悲観論は一蹴した形の発言をしましたが、あくまで長期的な観点での発言であって、短期的な観点で発言したものではありません。
実際、メディアのインタビューでバークシャーが手元資金を積み上げている理由について問われた際、「株価はこれまでの大半の時期ほど割安ではないためだ」と説明しています。
ですので、短期的には、株価を下げることを想定し、株価が下がった際に、保有株数を大きく増やそうとしているのかもしれませんね。
とはいえ、バフェットのように、企業価値を正しく推し量ることができるのであれば、保有株を売却して、手元資金を増やしておくべきだと思いますが、私達のような個人投資家がそんなことできますかね?
・短期的には下がる可能性がある
・長期的には上がる可能性がある
というのであれば、保有銘柄は売却せずに、株価が下がった際には、本業で稼いだ資金を投入する方が良いのかもしれませんね。
まあ、株価が下がっていく中で、保有し続けるというのは、結構精神的に辛くて、つい「利益確定」したくなっちゃいますが、結果的に損する羽目になる可能性が高いです。
私は、「リーマンショック」の際、保有銘柄を売らずに、本業で稼いだ資金を、ドルコスト平均法で、定期的に買い付けていきましたが、それが結果として資産を増やすことになったと思います。
保有銘柄が倒産したり、上場廃止になったものもあったにもかかわらずです。
ただ、下げ相場の「ドルコスト平均法」は、精神的負荷が強烈なので、あえて今は、何にも投資せず、資金を残しておき、下げ相場の様子を見てから、買い付けを始めるのも、ありかもしれませんね。
個人投資家は、いつまで下がるか・・・、いつから上がるか・・・なんて予測できませんので、手元資金を残しておくと、「機会損失」の可能性もありますが、「下げ相場時の精神状態」は、下手すると株式投資から「退場」する可能性もあるので、侮らない方が良いかと思います。
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