こんにちわ、リョウスケです。
現在は昔と違って結婚をせずに、独身を貫き通す人も増えてきましたが、人間という「種」のことを考えるなら、子孫を残さないことになるので、あまり歓迎すべきことではありません。
ちなみに既婚者を対象に「独身税」の導入の是非のアンケートを取った記事がありましたので引用します。
既婚者の61%が独身税の導入に賛成であることが判明した。
既婚者を対象に行った世論調査によると、独身税の導入について最も多かった回答は
「導入すべき」で61%だった。
続いて「分からない」が29%、「導入すべきでない」が10%だった。
独身税賛成派の意見としては、独身者は子供がおらず社会に貢献しないから等があった。調査は全国1万人の既婚者を対象に行われた。
まあ、既婚者の人にすれば、自分が払わなくてもよい税金なので、そりゃ賛成する人の方が多いに決まってますわね。
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独身税については以前から議論はされていて、以下のような記事が話題になったこともあります。
子育て中の女性でつくる「かほく市ママ課」と、財務省の阿久澤孝主計官(元石川県総務部長)の意見交換会は29日、かほく市役所で開かれた。ママ課メンバーは「独身税」の創設や医療費削減に関する思いを伝えた。
.ママ課は市のプロジェクトの名称で、30~40代の女性7人が参加した。メンバーが「結婚し子を育てると生活水準が下がる。独身者に負担をお願いできないか」と質問したのに対し、阿久澤氏は「確かに独身税の議論はあるが、進んでいない」と述べた。課員はこのほか、健康な高齢者が多い自治体では税負担を下げる仕組みの導入や、たばこ税増税などを提案した。
.冒頭、阿久澤氏が国の財政状況や社会保障費が増える見通しを説明した。「北陸財務局キャラバン」の一環として企画された。
(引用)北國新聞
石川県の「かほく市」のプロジェクトで創設された「ママ課」のメンバーと、財務省の官僚の意見交換会で、「独身税」の創設に関する思いを伝えたようです。
記事によると、これは、「結婚し、子を育てると生活水準が下がる。独身者に負担をお願いできないか」との考えから、出た意見のようです。
このニュースは、ネットや様々なメディアで流れることになりました。
その結果・・・
大炎上!!
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ネット上の意見は以下のとおりです。
・ふざけんな!!
・幸福が薄い上に税金を取られる。
好きで独身やってる訳じゃない人の方が多いのに、何考えてるんだ。
・独身者はますます金がなくて結婚できなくなり少子化が加速する。
・独身税で自由に使うカネがない。結婚なんてムリ。
という若者を更に量産する 。
・これ思想及び人身の自由侵害の憲法違反なんだけど。
・自分が楽になることしか考えない典型的なアホか・・・
まあ、批判が殺到しておりますね。
ちなみに、このあと、同市の担当者は、独身税の導入というような話はしていない、と弁明しております。
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なにやら、凄く炎上して、大変なことになっておりますね。
一方で、私は、このニュースを見て、少し考えさせられました。
私は、このニュースを見て、二つの考えが出ました。
一つは、「独身者」としての意見。そしてもう一つは、将来の日本を考えたときの意見です。
まずは、「独身者」としての意見ですが、私は現在「独身」ですので、この税が導入されると、税金負担の対象者となってしまいます。
ですので
「ふざけんな、ボケ!何が独身税やねん。お前らが楽したいからって、なんで独身の俺等が、負担せなあかんねん!知るか!己のケツは、己で拭かんかい!」
あ、すみません。言葉遣いが悪くなってしまいましたね。
最初、この記事を見た時、この意見を言った人って、すごく自分勝手な人だな、って直感的に思いました。自分がなんの痛みを伴わずに、他人だけが痛みを伴う方法しか考えていないんだな・・ってね。
こういうプロジェクトに入っているのなら、もっとグローバルで、かつ広い目線で、考えなきゃいけないのに、なんと薄っぺらい意見を言っているんだって思いましたよ。
本音を言えば、こういう人が、政治に関わっちゃいけない・・・って思いました。
一方で、もうひとつの意見「将来の日本を考えた時」の意見も持ってしまいました。
そういや、以前にも同じような危惧をしています。
今の日本は、「少子高齢化」が進んでおり、将来的には、今よりももっと大きな破滅的な問題となると考えています。
この「少子高齢化」には、様々な原因があると思われますが、その一つとして「晩婚化」や「生涯未婚者」の増加が挙げられます。
こういった要因を抑えるために、例えば、今回の炎上の要因となった「独身税」を導入することで、
「独身生活には負担が大きい・・・早く結婚しなきゃ。」
という意識改革をおこなうキッカケとなるような取り組みって、必要なんじゃないかと思います。
なので、もしも本当に「独身税」というものが創設されるようになったとしても、反対しませんし、当たり前ですが、納税もきちんとします。
まあ、別にこの「独身税」が、少子高齢化の解決に直接繋がるとは思いませんし、前述の批判にあったような「独身税導入のせいで、生活苦しくなって、結婚できない。」という人の対処も考えなきゃいけませんけどね。
まあ、個人的には、この程度の税金で、生活が苦しくて結婚できないのであれば、しなくても良いと思いますけどね。どうせ、結婚して、子供が出来たら、もっともっと生活が苦しくなるのは目に見えてますから。
いずれにせよ、このまま「少子高齢化」が進むと、社会保障の基盤が崩れるような大きな問題になると思うので、「税金払うの嫌だ!」って、他人事のように考えるのではなくて、真剣に議論すべきことだと思います。
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