こんにちわ、リョウスケです。
私たちの生活はお金を使うことで様々な商品やサービスを受けていますので、お金があればあるほど良い生活をおくることができます。
もちろん、「収入の大きさ=幸せの大きさ」というわけでもありませんが、一方で、収入が高い方が、様々な選択肢を選べるようになることも事実です。
しかし、現在の日本企業は、高度経済成長期のように、労働者に対して高い給料を支払っていません。
最近は、企業の業績も良く、利益も増えているはずですが、その利益を労働者に還元することなく、内部留保に当てています。
これは、私達一般人が、将来の生活が不安なように、企業も、将来の経営に不安を感じているためです。
現在の日本企業の置かれている状況を考えると、かつてのような高収入を実現することはないと思います。これが、衰退国家の現実と未来です。
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ところで、そんな日本の年収が世界の国々と比べて、どの位置づけにあるのか見てみたいと思います。以下は、世界の国別平均年収の上位20位までを記した表です。
◆世界の国別平均年収ランキング(2017年度)
順位 | 国 | 平均年収 |
1 | スイス | ¥10,070,212 |
2 | ノルウェー | ¥8,639,848 |
3 | ルクセンブルク | ¥8,436,646 |
4 | デンマーク | ¥7,839,654 |
5 | オーストラリア | ¥7,425,300 |
6 | アイルランド | ¥7,199,732 |
7 | オランダ | ¥6,425,826 |
8 | アメリカ | ¥6,056,734 |
9 | ベルギー | ¥6,013,274 |
10 | カナダ | ¥5,990,908 |
11 | スウェーデン | ¥5,855,970 |
12 | イギリス | ¥5,761,100 |
13 | フィンランド | ¥5,708,206 |
14 | オーストラリア | ¥5,627,646 |
15 | ドイツ | ¥5,138,774 |
16 | フランス | ¥5,075,810 |
17 | イタリア | ¥4,043,370 |
18 | 日本 | ¥4,026,728 |
19 | イスラエル | ¥3,827,554 |
20 | スペイン | ¥3,783,458 |
上記の「平均年収」は、分かりやすくするために、日本円(1ドル=100円)で表しています。
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こうしてみると、平均年収のトップ20のほとんどが、欧米の国々です。特に、スイスやノルウェー、デンマークといった北欧の国々が上位に入っていますね。
日本は、アジアの中では唯一ランキングに入っていますが、トップのスイスと比較すると、年収が半分位になります。アメリカは、6位ですね。人口が3億人もいるのに、ランキングのトップに入るのは、やはり凄いです。
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上記ランキングのとおり、日本の企業で働く私達は、世界の企業に比べて、安い収入で働いているわけです。
では、日本企業で働く私達に、何のメリットがないのかというと、もちろんそういうわけではありません。
日本の企業は、給料は安い代わりに、社員はかなり手厚く守られています。もちろん、場合によっては、降格や減給になることはあるかもしれませんが、「クビ」になることなんて非常に稀です。
逆に、外資系企業は、非常に競争も激しく、降格や減給なんて当たり前のようにありますし、クビだって日常茶飯事(言い過ぎ?)のようにあります。
達成度を数値で評価され、その「結果」が全てとなります。
もちろん実力のある人にとっては、非常にやりがいのある仕事だと思いますが、そうでない人には地獄のような世界だと思います。
実は、私の友人も、アメリカの超大手企業に就職しましたが、あまりものキツさにやめてしまいました。
逆に言えば、そんな凄い競争に生き残ったエリート達が、会社を支えている海外の企業は、とてつもない競争力を持っていると思います。
私達日本人が、世界的に非常に恵まれているのは、社員をしっかり守ってくれる温い日本企業で働きながら、凄いビジネスマン達が、会社を支えている海外の企業に投資できることです。
日本企業で働いて得た収入を、海外の競争力の強い企業に投資して、効率的に資産形成をおこなうことが、最も賢いやり方だと思います。
コバンザメの何が悪い!世の中、賢く生きていきましょうよ。
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