最近は、働き方も多様化しており、
以前のように、「定年」まで働くのではなく、
「早期リタイア」されている方も数多くいると思います。
私も、米国株を中心に、「投資」をおこなっておりますが、
最終目的は、「早期リタイア」することです。
「早期リタイア」されている方を、
大雑把に分けると2つの方法で実現していますね。
①資産を最大限まで高めて、リタイアする(不労所得を考慮しない人)
②資産はほどほどに、不労所得で日々の生活をする(不労所得を考慮する人)
①は、会社の経営者であったり、
宝くじだとか、遺産だとかで大金が転がってきて、
急に大金持ちになった人が多いと思います。
ただ、この方法で、リタイアした人を、私は直接見たことはありません。
②は、早期リタイアする方法としては、
一番メジャーな方法なんじゃないでしょうか。
「給与所得」と「投資」などを複合させて、
一定の資産を得た後、リタイアし、「配当」などの不労所得で、
日々の生活をしている人が多いような気がします。
私が、目指しているのも、②になってしまいます。
なぜなら、「不労所得」なしで、リタイアするには、
数億必要になりますからね。
私のような平凡な人間には難しいと思います。
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ただ、「不労所得」で日々の生活をする場合、
一つ問題点があります。
私の場合、
早期リタイアすると、配当金などで、
日々の生活をすることになりますが、
そうすると、それ以上資産を高めるのは難しい気がします。
もちろん、株価上昇に伴う、利益を取得することはできますが、
「投資」の最大のメリットは、「複利」による資産上昇が望めることです。
リタイアしてしまうと、「複利」による、効率的な資産の最大化は、
難しいんですよね。
例えば、100万円を投資して、配当利回りが3%だとしたら、
3万円の配当を貰うことができます。
その3万円を再投資することで、効率よく資産を高めるわけです。
これが、「複利」の基本的な考え方ですが、
この「効果」は凄まじいものがあります。
私が、「投資」を始めようと思ったのは、
当時働いていた部署の同僚に、「株式投資」の事を教えてもらい、
「複利」の計算を、エクセルで見た時です。
1年目 100→103
2年目 103→106.09
3年目 106.09→109.2727
~
25年目 197.3587→203.2794
となるんですよね。
つまり、24年強で、倍になるわけです。
「複利」の基本に「72の法則」というものがあります。
例えば、3%の利回りの場合、
72 ÷ 3 = 24
目安として、24年で「倍」になります。
ちなみに、毎年「3万円」ずつ増えていくと、
34年で、倍になるので、その効果は、大きく違うことが分かります。
「複利」の効果を最大限に得るために、
給与や配当の再投資が重要になってくると思います。
しかし、会社を辞めてしまうと、
「給与収入」がなくなってしまいます。
さらに、「配当金」も、日々の生活に使われてしまうので、
「再投資」ができなくなってしまうんですよね。
そうすると、リタイアしたタイミングの「資産」を
それ以上高めることは難しくなります。
リタイアすることは、簡単ですが、
その後の人生には、病気になって大きな費用が発生する場合もありますし、
老後に、有料老人ホームに入ることなどを考えると、
大きな資産を残しておく必要があると思います。
ネット上では、安易に早期リタイアを勧めているサイトもありますが、
自身の事ですからね。
「早期リタイア」すると、資産の構築が、リタイアする前よりも
難しくなることを、しっかり自覚しておく必要があると思います。
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