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ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の2017年度4Q決算を分析!大赤字でも最強の黄金銘柄と思う理由

 

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こんにちわ、リョウスケです。

 

今回は、2018年1月22日に発表されました、世界最大手のヘルスケア企業「ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)」の2017年度第4四半期決算を分析してみたいと思います。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンの2017年度4Q決算を分析してみた

 

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まず、結論から言いますと、今回の決算は、「まあまあ」でした。

 

2017年度4Q決算の売上高は、202億ドルとなり、昨年度と比較すると11.6%の増収となりました。

 

また、予想が200億7000万ドルでしたので、予想を上回っております。

 

これは、抗がん剤「ダラザレックス」「イムブルビカ」などの伸びが寄与したほか、同社が2016年に買収した、スイスの製薬会社「アクテリオン」の薬剤が売り上げを後押ししています。

 

続いて、純利益は、-107億1000万ドルの大赤字となりました。

 

これは、税制改革に伴い、多額の費用計上をおこなったからです。

 

今回の税制改革では、海外に蓄積されていた資金を、本国に還流した際に適用する税率を引き下げるなど、企業に「還流(レパトリ)」を促す措置が盛り込まれております。

 

そのため、ジョンソン・エンド・ジョンソンのような、世界的に事業を展開する企業の間でレパトリに絡み多額の費用を計上する動きがみられます。

 

ちなみに、ジョンソン・エンド・ジョンソンの海外での売り上げが、全体に占める割合は半分近くに達しますので、計上する費用も多くなっています。

 

そして、2018年の通期予想を、調整後1株利益が8~8.20ドル。売上高が806億~814億ドルとしました。

アナリスト予想平均は1株利益7.87ドル、売上高807億ドルだったことを考えると、予想を上回っております。

 

こうしてみると、大赤字とはいえ、来年度には、引き続き期待出来そうですね。

 

続いて、ジョンソン・エンド・ジョンソンの売上を事業別に見てみたいと思います。

 

以下は、今回発表された決算データです。

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ジョンソン・エンド・ジョンソンは、大きく分けると、

「一般消費者向け製品(Consumer)」

「医療品(Pharmaceutical)」

「医療機器(Medical Devices)」

といった3つの事業に分かれております。

 

まず、「一般消費者向け製品(Consumer)」を見ますと、今期売り上げは、3,540(百万)ドルとなり、前年度と比較すると3.1%の増収となりました。

 

続いて、「医療品(Pharmaceutical)」を見ますと、9,681(百万)ドルとなり、前年度と比較すると、17.6%の増収となりました。

 

最後に、「医療機器(Medical Devices)」を見ますと、6,974(百万)ドルとなり、前年度と比較すると、8.3%の増収となりました。

 

3つの事業全てで、増収を実現しておりますね。

 

ちなみに、全体の売り上げのうち、米国国内比率は51.9%、海外比率は48.1%となっております。

 

売上の約半分を、海外で稼いでいるわけですね。こういったグローバルに展開し、ブランド力が強い企業は、今後、人口拡大の恩恵を受けると思われるので、安心して保有する事ができます。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンこそ黄金銘柄

 

今回の2017年度第4四半期決算は、予想を上回る増収だったものの、税制改革による多額の費用計上をおこなったため、大赤字という結果になりました。

 

しかし、ほぼ全てにおいて、予想を上回っておりましたので、個人的には、まあまあ良い内容と思いましたが、決算直後の市場では、株価が大きく下げました。

 

大赤字が原因だと思うのですが、ジョンソン・エンド・ジョンソンの将来を考えると、株価下落は、買い増しのチャンスだと思います。

 

日本をはじめとした先進国では、人口減が進んでいますが、世界的には、新興国を中心に、人口が増え続けておりますし、また、医療技術の発達によって、平均寿命も伸びてきています。

 

ヘルスケア業界は、特許切れによる収益性の低下や、ジェネリック薬品の躍進、医療訴訟の増加などの懸念事項がありますが、これを踏まえても、ヘルスケア業界の未来は明るいように思えます。

 

なかでも、ジョンソン・エンド・ジョンソンのように、強いブランド力を持ち、世界的に売上を延ばしているグローバル企業は、今後も成長が見込めます。

 

しかも、連続配当50年を超える「配当王」ですからね。

保有しているだけで安定したインカムゲインを貰えるという恩恵まで享受できます。

 

つまり、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、今後も成長が見込め、安全安心の配当が貰えるわけです。

 

まさに、半永久に保有できる黄金銘柄と言えましょう。

 

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