こんにちわ、リョウスケです。
今回は、私自身の保有株である、世界最大手のフードチェーン「マクドナルド(MCD)」の2017年度第4四半期決算を分析してみたいと思います。
結論から言いますと、そこそこ良い決算となりました。
以下は、今回発表された決算データです。
今期の売上高は、アナリスト予想が、52億3000万ドルに対して、53億4020万ドルとなっており、予想を上回る結果となりました。
ただ、昨年度と比較すると、-11%のマイナスとなっております。
これは、「バターミルククリスピーテンダー」といった新メニューや、お徳なセットメニュー、そして、配送サービス等が、米国での集客に寄与し、既存店売上高は4.5%増と、4四半期連続で増加しています。
ちなみに、余談ですが、「バターミルククリスピーテンダー」は、2017年9月末に発売されたのですが、たった2ヶ月で在庫が切れてしまい、全米のメニューか消えたくらい人気商品のようです。
※2017年12月から再発売されているようです。
私は、マクドナルドの株主なので、よく店舗に行くのですが、この商品を見たことはないので、まだ日本では発売されてないんでしょうね。是非、食べてみたいものです。
話を戻しますが、英国やカナダなどの先進諸国や、中国などの新興国など、ほぼ全ての地域で需要が拡大しています。
しかし、決算としてみると、「売上高」は、前年度比-11%減少となっております。
これは、マクドナルドが主導している、店舗のフランチャイズ化が影響しているようですね。
続いて、「営業利益」を見ますと、21億4420万ドルとなり、前年度比で9%上昇しております。
そして、「純利益」をみますと、6億9870万ドルとなり、前年度比で-41%減少しております。
これは、今回の税制改革により、海外に蓄積していた資産を米国内に還流した際の税率を引き下げる為、特別費用として、7億ドル計上したことによるものです。
ただ、特別項目を除いた「1株利益」は、アナリスト予想が1.59ドルに対して、1.71ドルとなり、予想を、上回りました。
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今回は、「減収減益」という結果になりましたが、フランチャイズ再編や、税制改革によるものなので、それほど心配しなくても良いかと思います。
マクドナルドは、世界中で商品を販売し、世界中で愛されている企業の一つです。
世界で最も有名な企業といってもいいかもしれません。
そのブランド力は巨大で、安定して収益を上げることができますので、今後、世界的に人口が拡大していく中で、その恩恵を受けることができます。
そういった意味でも、まだ成長の余地は大きいと思います。
さらに、連続増配年数が41年の「配当貴族」ですからね。
キャピタルゲイン以外にも、インカムゲインまで安定して貰えます。
また、マクドナルドは、下げ相場でも強さを発揮します。
リーマンショックの際は、「S&P500指数」が50%以上下がりましたが、この「マクドナルド」は、一時的に下げたものの、すぐに株価を戻し、全体的な下げ相場の中、上昇し続けました。
今後、現在の「上昇相場」が終わり、いつか「下落相場」が訪れます。
そんな中でも、安心して保有できますからね。
まさに、最強の黄金銘柄といっても過言ではないでしょう。
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