こんにちわ、リョウスケです。
先日、世界最大手のヘルスケア企業「ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)」より配当金をいただきました。いただいた金額は以下のとおりです。
一株あたりの配当金 0.9ドル
数量 250株
合計(ドル) 225ドル
合計(日本円換算:1ドル = 110.55円) 24,873円
また、前期の1株あたりの配当金が0.84ドルでしたので、7.14%の増配となりました。
米国企業は株主還元意識が高く、安定企業は「配当金」を重視していますが、中でも連続増配を50年以上行っている企業を、敬意を込めて「配当王」と呼んでいます。
そして、この「ジョンソン・エンド・ジョンソン」は連続増配56年を誇る「配当王」です。こういう安定的な利益を出しつつ、配当金も出してくれる銘柄と出会えたのは、幸運中の幸運だったかもしれませんね。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの1月に発表された決算は、予想を上回る良い決算だったのですが、大きく株価を下げました。
株価が下げた理由は、いくつか心当たりはあるのですが、イマイチ納得できるようなものではないんですよね。予想も上回っていたし、通期の売上見通しも引き上げているのに・・なんで?って感じです。
以下は、ジョンソン・エンド・ジョンソンとS&P500指数の2018年1月以降の騰落率です。
◆JNJとS&P500指数の騰落率(2018年1月~現在)
2017年のジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は、まさに絶好調で、21.3%株価が上昇しました。しかし、2018年に入ってから、株価が低迷しています。
年初来で比較すると、S&P500指数が「+3.10%」上昇しているのに対して、ジョンソン・エンド・ジョンソンは「-11.9%」下落となり、市場平均を大きくアンダーパフォームしております。
この下落を、仕込みどきと考えて、資産を投入するのが正しいのか、それとも、しばらく上昇することは諦めて、配当を貰いながらゆっくりと上昇するのを待つべきなのか、それとも、低迷している銘柄はとっとと売り切って、今流行りのハイテク銘柄に乗り換えるのが正しいのか・・・未来を見ることができない人間では、分からないですね。
ですので、身も蓋もない言い方になりますが、自分のやりたいとおりにやるべきです。
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このように、今年に入ってからは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価は低迷しているわけですが、今後の見通しはどうなのか見てみたいと思います。
2017年の実績と比較すると、2018年は売り上げが伸びておりますが、利益はイマイチ伸びていませんね。ただ、2019年は、2018年と比較して増収増益を予想しています。
また、現在の株価収益率(PER)が「22.15倍」、配当利回りが「2.93%」となっており、PERに関してはそれほど割安感はありませんが、配当利回りが3%近くなっていますからね。個人的には割安に感じます。
あと、このジョンソン・エンド・ジョンソンは、キャピタルゲインだけでなく、インカムゲインも期待できます。
前述したとおり、連続増配年数56年の配当王ですからね。
保有しているだけで、資産を増やすことができます。また、インカムゲインを狙うとなれば、減配や無配のリスクを意識しなければいけませんが、この銘柄は潤沢なキャッシュフローを持っているので、リスクはかなり低いと考えています。
以下は、直近5年の営業キャッシュフローと、フリーキャッシュフローのグラフです。
◆JNJの営業キャッシュフローとフリーキャッシュフロー
上記のとおり、営業CFも2016年こそ一時的に下げておりますが、それ以外は上昇し続けております。また、フリーCFも2016年を除いて、増やしております。
このような潤沢なキャッシュフローがあれば、減配や無配のリスクは、それほど心配しなくてもいいかと思いますね。
ジョンソンエンドジョンソンは、キャピタルゲイン、インカムゲインともに狙える黄金銘柄です。ですので、現在のような、業績に裏打ちされないような株価低迷は、絶好の仕込み時のように思えますね。
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