こんにちわ、リョウスケです。
「他人の芝は青く見える。」とは、「他人の物はなんでも良いように見える」という意味ですが、日本に住んでいると、他の国より劣っていることって多いんじゃないか、日本の将来は大丈夫なのか、って不安になることってありませんか。
私は、日本という国は治安もいいですし、様々なサービスが提供されているので、住みやすいですが、将来的な事を考えると、不安になることがたくさんあります。
例えば、少し前に「厚生労働省」から発表された資料によると、2017年に生まれた子供が、94万1000人にとどまり、2年連続で100万人を下回ったそうです。
この出生数は、1899年の統計開始以降、最小となります。
一方、死亡者数は、134万4000人になるそうで、人口減少に拍車が掛かっております。
以下は、厚生労働省が発表した、「人口動態総覧の年次推移」です。
◆出生数と死亡者数の年次推移
出生数は、昭和40年代後半をピークに、急速に減少しており、一方死亡者数は昭和50年代後半から少しずつ上昇しております。そして、平成17年になると、死亡数が出生数を上回ることになり、人口減少が始まりました。
このように少子高齢化が始まったわけですが、この原因は諸説有りますが、晩婚化が進んだり、そもそも結婚をしない人が増えていることも、ひとつの要因として挙げられています。
それを裏付けるように、上記グラフを見ると婚姻件数も減っておりますね。
また、離婚者数も最近でこそ横ばいになっていますが、過去と比べると大きく増えています。
まあ、ここまで価値観が多様化してくると、結婚しない人が増えたり、離婚してひとりで生きていく、という選択肢をとる人が増えていくこともある意味仕方がないかもしれませんね。
私は、「結婚したい派」ですが、「結婚するメリットってあるの?」って問われたら、他人を納得させる「メリット」なんてひとつも言えないですもん。
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ところで、この「人口減少」の大きな問題点は、私が物心ついた時から問題提起されていて、40年近く「出生数」が減り続けているのに、歯止めがかかっていないところだと思っています。
つまり、抜本的な解決方法が「ない」ことだと思っています。言い換えると「すでに詰んでいる。」ということです。
政府も色々対策を講じていますが、おそらく「移民政策」などの、根本的に世の中を変えるくらいの施策を実施しないと、今後、この問題が解決することはないと考えています。
もちろん、世の中の在り方を変えるような施策は、大きな副作用をもたらしますけどね。
もし、この「人口減少」がさらに進んでいくと、高齢者が増え、若年層が減るという、非常にバランスの悪い人口動態となってしまいます。
そして、実際に労働して対価を生み出す若年層が減ることによって、国、企業の成長は阻害されますし、養うべき高齢者が増えることで、社会保障費は増大し、最悪の場合、社会保障制度そのものが崩壊する可能性すらあるわけです。
その結果、労働者は、収入が増えなかったり、減ることさえありえます。そして、高齢者は、年金受給年齢が引き上げられ、年金受給額そのものも下げられることも、考えられます。
このように、日本の未来には、不安しかありません。
ところで、米国の著名投資家「ジム・ロジャース」は日本について、以下のとおり語っています。
もしも私が10歳の日本人だったら自分にAK-47(カラシニコフ製自動小銃)を買うか、日本から去るだろう。
10歳の日本人の人生を通して日本は大惨事になるだろうからだ。
ジム・ロジャースは、今の日本が抱える「人口減少(少子高齢化)」や「債務超過問題」を非常に悲観していて、いつか破綻することを予想しています。
まあ、ジム・ロジャースの予想は、意外と外れているケースも多いので、そのまま真に受ける必要はないかもしれませんが、今の日本が抱える課題は、私のような経済や金融について素人であっても、非常にやばい問題だと感じています。
このように、今の日本には、不安材料しかないわけですが、まだ手はあります。
それは、「年金」や「給料」・・・言い換えると「国」や「企業」にできるだけ頼らず生きていけるだけの、収益プラットフォームを作り、「経済的自由」を手に入れておけば良いです。
もちろん、普通のサラリーマンが「経済的自由」を手に入れるなんて、並大抵の努力では実現することができません。
ただ、幸いなことに、この日本には、ネット環境さえあれば、様々な「金融商品」に投資することができます。これらを利用すれば、(できるだけ)年金や給料に頼らずに、生きていくことは可能だと思います。
例えば、米国のメジャーな指数である「S&P500指数」は、過去のパフォーマンスが、年間6%程度の利回りがあったと言われています。
このような「S&P500指数」と連動したETFに、30歳時点で1000万円投資すると、以下のように、増えていきます。
30歳 1000万円
42歳 2000万円
54歳 4000万円
65歳 7593万円
これで安泰というわけではありませんが、大きく資産を高めることができるわけです。
「投資」をしていない人は、「投資なんて損をする可能性だってある」とい思われる方も多いかもしれませんが、私達のような「衰退国家」で生きるものは、「投資をしていない」ことこそ、大きなリスクを抱えると思います。
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