こんにちわ、リョウスケです。
ここ数年で社会は大きく変革していますが、その中の一つとして外国人の数が増えてきているように思えます。私は関西に住んでいるのですが、大阪や京都に行くと、外国人観光客が多く歩いていて、英語や中国語、韓国語、様々な国の言語を耳にします。
以下は、1964年から2017年までの訪日外国人旅行者の推移を表したグラフです。
◆訪日外国人の推移
リーマンショック直後の2009年と、東日本大震災のあった2011年に大きく落ち込んでいますが、それ以外は、訪日外国人が増えていることが分かります。特に2014年以降は爆発的に増えていっていますね。
訪日外国人は、2013年に史上初めて1000万人を超え、2016年には2400万人となり、2018年には3100万人を超えました。2020年には4000万人の訪日外国人を目標としているそうです。
今の日本は、少子高齢化が進み、人口がどんどん減っていっているので、その分の穴埋め・・というと言い方が悪いですが、訪日外国人が増えて国内で消費して貰うことで、大きな経済効果が出ることを期待したいですね。
ちなみに、観光大国フランスは、年間8000万人の観光客が訪れ、経済効果は1583億ユーロ(約20兆円)とされており、対GDP比で7%の規模です。
この日本は、世界でも珍しい文化が根付いておりますし、様々な観光スポットがありますので、フランスには負けないくらい観光客が来ると信じています。
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ところで、私の本業はICTのエンジニアなのですが、数年前から外国人のエンジニアと一緒に仕事をする機会が増えてきています。
外国人の若いエンジニアは、非常にエネルギッシュで、日本人の若いエンジニアとはまた違った形で、刺激を受けますね。
自分自身を高めるため、そして給料を上げるために努力を惜しみませんし、技術的にも日本人と遜色はありません。そして、マネージメント目線で見ると「単価」が安く、コストパフォーマンスが非常に良いんですよね。
「私自身が日本人」という目線で見ると、外国人を雇用するよりも日本人を雇用したいのですが、私も勤め人として「利益」を出さなくてはいけないので、コストの安い外国人を使うケースが増えていっているんですよ。
今の日本人の給料が増えないのは、こういったコストの安い外国人が来てくれているためだと感じているくらいです。
ちなみに、私と一緒に仕事する外国人で最も多いのが中国人で、続いてインドネシア人です。
最近は、日本と中国はあまり仲が良いわけではないですし、私自身もそれほど好きではありませんが、個人同士では嫌う理由が無いので、できる限り仲良くしていきたいと思っています。
ですので、できる限りコミュニケーションをとるために、色々話しかけるんですが、その質問の一つとして、「なんで日本に来て、仕事しようと思ったの?」と聞くと、ほとんど同じような回答が返ってきます。
それは、「日本のアニメが大好きで、日本で生活してみたいと思ったから。」という回答です。
これって凄いですよね。
だって、「アニメ」というコンテンツの影響で異国に住んで仕事までするって、生半可な覚悟や決意では行動できませんよね。だって、異国の地には、協力してくれる知り合いなんて誰もいないわけですし。
それだけ、その人の価値観を大きく変えたってことなんでしょうね。
日本のアニメは、世界的に評価されていて、世界で有名な日本人のトップ10には「ナルト」作者の岸本先生やドラゴンボール作者の鳥山先生が入っているくらいですし。
そんな外国人と、さらにコミュニケーションを取りたいなって思って、最近、彼らのおすすめアニメを見ています。
最近は動画配信サービスも充実していますし、格安でコンテンツが見れるので、以前みたいにレンタルDVDを借りに行って返却するという手間がなくなりましたよ。
見終えると、一応、見たことを伝えて、簡単に感想を言ったりすると、そこからさらにコミュニケーションが増えていき、仕事にもいい影響を与えているように思えます。
やっぱり、異性だろうが、異国の人だろうが、コミュニケーションをとることが、信頼関係を構築する最初の第一歩なんでしょうね。
私が海外のエンジニアとコミュニケーションをとるきっかけとなった「アニメ」や「漫画」は、「今は」世界的に評価されていますが、それに満足せず、これからも日本に興味をもつきっかけの一つであって欲しいです。
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