こんにちわ、リョウスケです。
最近の話題は新型コロナウイルス感染拡大についてのことで一色ですね。
コメディアンの志村けんさんもコロナウイルスによってその命を失ってしまいましたし、改めてパンデミックの恐ろしさを思い知らされたように思えます。
現代は科学技術が発達し神の領域に近づきつつあるように思えましたが、それでも災害やウイルス・細菌の猛威から逃れることができないということですね。
そして、この新型コロナウイルスの影響は健康面だけでなく、経済面でも甚大な被害をもたらせています。様々なイベントが自粛していますし、海外からの旅行客もほとんどなくなりましたので、経済的な損失は計り知れません。
その影響によって、株式市場も暴落しています。年初来で日経平均株価が-19.18%下落し、米国の主要インデックスであるS&P500指数が-21.34%下げています。一時は-30%以上下落していましたので、少し戻していますがまだまだ予断を許さない状況にあると思います。
しかも今回のコロナショックはかつてのリーマンショックや世界恐慌などと比べても、下落幅がとんでもないことになっています。以下の資料をご覧ください。
かつての暴落は数ヶ月もしくは数年という長いスパンでズルズル下げていったのですが、今回のコロナショックはたった2週間ほどで-30%近く下落していますからね。このペースで下がり続けることはさすがにないと思いますが、短期的な目線で見るとかつての暴落よりもひどい状況ということが分かりますよね。
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このようにコロナウイルスの感染拡大によって、経済に甚大な被害を及ぼしているわけですが、世界第一位の経済大国である米国も深刻な影響が出ています。
米国は日本と違い、企業の業績が悪くなれば従業員を解雇することが(比較的)簡単に行うことができますので、今回のコロナショックによって失業した人が後を絶たないようです。
その結果、新規の失業申請を行った人が328万人を超えています。この数を聞いてもピンと来ないかもしれませんが、100年に一度の経済危機と言われたリーマンショックの時でも66.5万人でしたからね。いかに現在の経済状況がヤバい状況なのかお分かりいただけるかと思います。
ちなみに米国のブルームバーグは以下のように報道しています。
米労働省が26日発表した先週の新規失業保険申請件数は、過去最多の328万件に急増した。新型コロナウイルスの感染拡大を阻止する取り組みで、業務を停止し、人員を削減する企業が相次いだ。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米経済担当責任者、ミシェル・マイヤー氏は「この統計は景気下降の深刻さと速さを示している」と指摘。「今回のリセッション(景気後退)の特異性を物語っている。時間をかけて衝撃が拡大した過去の景気下降局面より、急速にリセッションに陥っている。今後数週間も非常に高い数値が出る恐れがある」と述べた。
申請件数は全50州とワシントンDCで増加。前週比10万件以上の増加を報告したのは9州に上った。
・ペンシルベニアは37万8900件と、全米で最多
・カリフォルニアは12万9200件増の18万6800件
・米国の新型コロナ感染者の約半数を占めるニューヨークは6万6000件増の8万300件
申請件数の急増は、失業率が今後数カ月間に数ポイント上昇する可能性を示唆している。2月の失業率は3.5%と、50年ぶり低水準に並んでいた。
(引用)https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-03-26/Q7SW51DWX2PU01
新規の失業申請が急上昇し、失業率も50年ぶりの低水準に低迷しています。
そんな中で医療崩壊の危機もありますし、このコロナウイルスを早期で対応しなければ、人間は健康の被害よりも、経済的なダメージによって生活ができなくなってしまう可能性すら出てしまいます。
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このように日本だけでなく、世界中で経済的に甚大な影響がでているわけですが、とはいえこの悲観的な状況が永遠に続くわけではありません。
いずれはワクチンや治療薬が完成するはずなので、それまでの限定的なものです。もちろん今回のコロナ危機によって、金融機関の倒産や場合によっては国がデフォルトしてしまったりすれば、負の連鎖によってとてつもない世界恐慌が訪れるかもしれませんが、基本的にはいずれこの危機は終了するはずです。
そう考えると、あくまで「経済的」な事だけを言えば、今株式に仕込んでおくのは資産形成をするにあたって非常に有効なことです。まあ、個別銘柄に投資するのは少しリスキーな相場ですから、ETF関連に投資するのは意義がありそうですね。
特に米国の代表的なインデックスであるS&P500指数と連動するETFや高配当のETF、もしくは連続増配銘柄で構成されたETFなんかは狙いかも知れません。
高配当銘柄も少し前までは7%や8%を超えるものまでごろごろしていましたからね。
コロナショックというとてつもない危機に悲観して資産形成のチャンスを見失ってしまっていたかもしれませんね。
これまで長い間、私はキャッシュポジションを高めてきましたが、そろそろ本気を出していくつもりです。
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