こんにちわ、リョウスケです。
ここ数年は世界的に非常に景気の良い状態が続きましたが、2022年に入ってからはオミクロン株の感染拡大やロシアのウクライナ侵攻により、株式市場は低迷しています。
以下は、年初来のS&P500指数とダウ工業平均の騰落率です。
◆S&P500指数とダウ工業平均の騰落率(2022年1月~現在)
年初来で、S&P500指数が-11.8%、ダウ工業平均が-9.3%下落していますし、高値圏と比較すると、約10%下落していますので、完全に下落局面に入っていると言えますね。
その為、SNS上では、阿鼻叫喚の嵐が起きております。
<sponsored link>
現在、SNSを見てみると、阿鼻叫喚の言葉が流れていますが、私はこれをを見て、他人事のように笑っています。
もちのろん私のポートフォリオも大打撃を受けていますけどね・・・。
でも、なぜ、私のポートフォリオも今回の下落で、大打撃を受けているのに、これっぽっちも焦っていないかというと、以下の3つの理由からです。
①全資産のうち「株式資産」は3割程度にすぎないから。
②これまでの投資歴で、この程度の下落は何度も経験してきたから。
③10年後、20年後の未来に株価が上昇している自信があるから。
この3つの理由により、私は現在の下落局面に焦らずに、相場を冷静に見ることができています。
<sponsored link>
まず①について補足します。
私は、全資産が8000万円ほどになりますが、そのうち株式資産は3000万円ほどです。
これは、かつて日本株から米国株に移行した際、一括で購入するのではなく、少しずつ買い増ししていたからで、現在は、まさに買い増しの途中だったというわけです。
また、2017年以降は、相場全体のパフォーマンスが良く、これまでの経験上、急激な上昇した後、株価が是正するために、暴落する可能性が高いと判断し、買い増しはしておりませんでした。
これらの結果、キャッシュポジションが高まり、買い増し余力ありますので、現在の下落局面では、精神的な余裕があるわけです。
個人投資家の方の中には、積立投資やドルコスト平均法が無意味とされている方もいらっしゃいますが、何もトータルリターンだけでなく、今回のような下落局面でも、狼狽売りをしたり、株式相場から退場しないためには、「時間分散」という概念は取り入れて、精神的な余裕を持てるようにして、おくべきだと思います。
あと、フルインベストメントや、信用取引なんてもってのほかですよ。(とは言いながら、昔はフルインベストメントでしたが・・。)
もちろん、相場の大局観を見極める目を持っているような天才投資家は別でしょうけどね。
精神的な負荷が高まると、パニックになってしまい、狼狽売りなどの暴走をしてしまうことが多々あります。これらのリスクを抑えるためにも、時間分散は大事です。
トータルリターンを意識しすぎて、結果的に、相場から退場するなんて、支離滅裂ですからね。
<sponsored link>
続いて②について補足します。
私は、かれこれ投資歴が20年ほどになります。ですので、これまで10%程度の下落は何度も経験してきました。
言い換えると、投資メンタルが強くなっている、と言えます。
仕事でも同じことが言えますが、やはり、同じことを長く経験することには、大きな「強み」を手に入れることができます。投資で言えば、下落時のメンタルの強さを鍛えることにつながると思います。
今、現在の下落局面で焦っている人は、おそらく投資歴が浅い方か、上昇相場しか知らない人だと思いますが、今はジタバタすることも、のちの経験になると思いますよ。
場合によっては、大きな損失を出すかもしれませんけどね。
ただ、下落時の恐怖を知ってしまい、株式市場から退場することが最強の悪手だと思います。もちろん、退場とは、全株売却してしまう事を言っているのではありません。
自分自身の経験こそが、どんな他人が書いた書籍よりも勉強になりますよ。
そして、最後に最も大事なのは、自分の持っている企業の事業が、これからも成長していくということを信じぬくことです。
もちろん、なんらかの情報が出て、その事業が陳腐化してしまうのであれば、話は別ですが、そうでないのであれば、現在の「株価」に惑わされず、企業に投資していることを忘れないでください。
「株価」に投資しているのは、ギャンブルと一緒ですからね。
現在の下落局面に、なんら恐る要素はありませんよ。
▼大変申し訳ございませんが「ポチッ」と応援していただけると嬉しいです。
<sponsored link>