こんにちわ、リョウスケです。
現在もコロナ禍の状況が続いていますが、コロナが世界的に感染が拡大した2020年もその翌年の2021年も株式市場は非常に好調てした。
以下は、日本の主要指数である「日経平均株価」と、アメリカの主要指数である「S&P500指数」の2020年1月から2021年12月までの騰落率です。
◆日経平均とS&P500指数の騰落率(2020年1月~2021年12月)
日経平均はたった2年で「+21.71%」上昇し、S&P500指数も「+47.34%」上昇しております。しかも、日米ともに、2桁以上の割合で下落する調整局面は一度も起こらず、一貫して右肩上がりの相場となりました。
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このように2020年と、2021年は、私の投資歴でもあまり経験したことのない上昇相場だったわけですが、私個人が、最も気になったのは、たくさんの新しい個人投資家が爆誕したことと、投資家たちの楽観的なムードが気になりました。
しかし、2022年に入るとこの楽観的なムードが一転します。
◆日経平均とS&P500指数の騰落率(2022年1月~現在)
たった3ヶ月で日経平均が「-12.6%」下落し、S&P500指数も「-12.0%」下落しています。その結果、多くの投資家が、これまで楽観的なムードから一転し悲観的なムードとなってしまいました。
天国から地獄とでも言いましょうか。
これまで良かった分、悪くなった時の悲壮感はひどいものです。
まさに人生と一緒ですね。
ここ数年は私の周りでも、これまで株式投資なんて全く興味のない人ですら、株の話をしていたのに、最近は一切そのような話を聞かなくなってしまいましたよ。
どうやら株式投資は辞めてしまったようです。
投資メンタルが鍛えられていない、投資初心者の心情を考えると無理からぬことかもしれませんね。
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それでは、今回のような下落局面になった時、「株式投資」を辞めてしまうことが、正しい選択なのでしょうか?
過去の経験則に基づくと、この行動は間違っている可能性があります。
なぜなら、株式市場は、企業の業績と連動して成長し続けていますからね。
ただ、あくまでこれは、米国の株式市場です。
日本の株式市場は、右肩上がりで成長し続けているわけではありません。
以下は日経平均株価の推移です。
◆日経平均株価推移(1980年から現在)
上記のように、日経平均はバブル期の株価を未だ更新出来ていません。
ただ、この株価は、当時の日本の経済施策の失敗によって発生した「バブル」なんで、必ずしもアテになるグラフではないことも事実です。
では、これからの日本に期待は持てますか?
債務超過で1000兆円以上の借金があり、さらに今後、少子高齢化社会を迎え、経済が拡大するどころか縮小する可能性だって高いです。
日本に住んでいる私たちが、もっとも将来を不安に感じ、働いて得たお金を質素倹約に励み、貯蓄に精を出していますし、それは、企業も同様で、好調な業績で得た利益を、労働者へ還元せず、将来に備えて内部留保しているわけです。
そんな既に負の連鎖が始まっている国に、自分の大事なお金を投資するのは、難しいです。もしかすると、そういった将来性に不安をもっているからこそ、日本で「銀行貯蓄」から「資産運用」へ進まないのかもしれませんね。
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では、そんな日本の将来に期待が持てないのなら、株式投資をやるべきではないのかというと、そういうわけではありません。
日本がダメなら、別の国に投資すればよいのです。
現在は、インフラ環境も整っていますし、各証券会社が様々な優良なサービスを提供しておりますので、簡単に海外の株へ投資できます。
なかでもおすすめしたいのが「米国株」ですね。
難しいことは何も言いません。以下のグラフを見てくださいよ。
◆S&P500指数株価推移(1980年から現在)
とんでもない勢いで成長していますよね。私はこのチャートが、米国株に興味を持つきっかけとなって、米国株の株式投資を始めたんですよ。
アメリカでも、ドットコムバブルやリーマンショックがあり、株価を下げましたが、それらを跳ね除けて、株価は成長し続けています。
そして、アメリカも高齢化が進んでいますが、若い世代も増えていますからね。
日本のように若い世代が減って、高齢者が急速に増えているというわけではありません。
ですので、日本と違い成長性もあります。
普通のサラリーマンが資産形成するためには、株式投資をはじめとした「資産運用」が必須なわけですが、米国株への投資は、比較的リスクが低く、リターンを狙えるので、おすすめです。
もちろん多少の下落は覚悟しなければいけませんが、日本株を既に始めている人は、米国株の温さにびっくりすると思いますよ。下落相場の今だからこそ、米国株への移行をおすすめします。
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