こんにちわ、リョウスケです。
多くの人がご存じだと思いますが、私たちが住む日本には様々な課題があり、その中でも少子高齢化はトップクラスにヤバイ課題です。
高齢者が増えて、年金や介護保険などの社会保障制度は維持できない、もしくは縮小する可能性が高いですし、若者が減って人で不足や生産性の低下を引き起こしますからね。
個人的に特に気になるのが年金や介護などの社会保障です。
実際、「俺たちが老人になったころにきちんと年金がもらえるのか?」とか「安心安全に介護を受けることができるのか・」という不安は誰もが持っているかと思います。
現実問題、今働いている現役世代は現在の高齢者のような手厚い老後生活を送ることはできないでしょうね。抜本的に少子高齢化を解決させるためには、例えば米国のような移民制度を大規模に導入するとかね。
まあ、移民制度は多くの国民が反対するので、無理だと思いますが、要するにそれくらい大きな改革を行わないと少子高齢化を解決させるのは不可能だということです。
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んで、最近一部のメディアで「介護保険料の負担をさらにアップさせる」、という報道がされたので紹介したいと思います。
厚生労働省は27日、40~64歳の人が負担する介護保険料の推計が、2023年度は平均で1人当たり月6216円になると発表した。
前年度から111円増加する見通し。高齢化の進行により、介護サービスの利用者が増加しており、過去最高の更新が続いている。制度を開始した00年度は月2075円で、3倍近く膨らんだ。
金額は企業や公費による負担分を含む。健康保険組合などに加入している会社員らの保険料は、労使折半で給与水準が上がるほど支払う額が増える。国民健康保険に入っている自営業者らは公費で半分を負担する。
40~64歳の保険料は毎年度改定。65歳以上は市区町村ごとに3年に1度見直す。
共同通信 10時56分
https://www.47news.jp/8993224.html
この報道が出て、SNS上では政府への批判が相次ぎましたね。
僕は「うん、知ってた。」と思いました。
だって、日本の社会保障制度ってかなりやばい状況ってことはわかってましたからね。
もちろん「ふざけんな、ボケ!」と思いますけどね。
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実際、年金・介護を始めとした日本の「社会保障制度」はヤバイと言われて久しいですが、本当にヤバイ状況なのでしょうか。
以下は少し前ですが、財務省が発表した社会保障についての資料の一部です。
◆社会保障費推移(年金、医療、福祉など)
上記は日本の社会保障費の推移をグラフで表したものです。
凄い勢いで増えていっていることが分かりますよね。
社会保障費(年金、医療、福祉など)は1990年に47.4兆円だったものが、2018年には121.3兆円に増大しており、なんとたった28年で社会保障費は2.6倍も増えているわけです。
2018年の社会保障費は121.3兆円となっているのですが、さすがにこの金額全てを日本国政府が支払っているわけではありません。
ざっくりとした内訳としては私達が支払っている保険料が70.2兆円となっており、国庫から33.1兆円、地方自治体から13.8兆円となっています。
つまり、121.3兆円のうち約50兆円を政府もしくは地方地自体が捻出しているわけです。ちなみに、2018年の税収は約60兆円でしたので、社会保障費がいかに財政を逼迫しているかお分かりいただけるかと思います。
しかも現在が社会保障費増大のピークというわけではなく、今後少子高齢化が進み人口構造のバランスが崩れていくことが想定されますので、さらに社会保障費は増大していくでしょうね・・・しかも凄い勢いでね。
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このように、社会保障費は増加を続け、国の財政を逼迫しつづけており、今後は社会保障制度の維持は困難になる可能性も捨てきれません。
考えても見てください。高齢になって働くこともできず、年金も満足に貰えない悲惨な未来を・・・。絶対に嫌ですよね。
では、今を生きる私たちはどうすれば良いのでしょうか。
こんなヤバイ状況だと「どうせ年金なんて貰えないなら、保険料を払わずに貯蓄に回す」なんて考える人もいるかもしれませんが、前述したとおりこれは最低の悪手です。
社会保障費が増大しているからといって、完全に無くなる事は考えにくいですし、そもそも障害者年金などの事を考えると、支払っておく方が絶対に良いです。
そんなことよりも、できるだけ若いうちから資産形成についてしっかりと考えておくべきです。
サラリーマンとしての収入以外にも副業などで収入を増やしたり、節約をすることで出費を抑えたり、資産運用で効率手に資産を増やすなど、様々な手法で資産形成ができますからね。
そして、資産形成することが老後の対策となり、同時に多くの選択肢を選ぶことができるので、余裕のある穏やかな人生を送ることにも繋がります。
はっきり言いますが、今の日本の現状はかなりヤバイです。
まずは、このヤバイ状況をしっかり認識し、対策を考えることから始めてください。
日本人の中には「みんなが等しく貧しい状況になるなら仕方がない。」と割り切っている人も多いですが、それは現在ある程度余裕のある生活をしていて、本当の貧困の苦しさを知らないことと、悲惨な未来の実感が沸かないからでしょう。
結局、何の対策も立てずに悲惨な生活をおくるのはあなた自身ですし、「若い時に行動しておけばよかった」と後悔するのもあなた自身だということを忘れていはいけません。
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