こんにちわ、リョウスケです。
私達は食事をとって、それをエネルギーにして生きているわけですが、日本は食料面で大きな危機的状況を迎えています。
「食料自給率」って言葉があるのですが、これは、国内の食料が国産でどれだけ賄えているかを表す数字です。
以下は、農林水産省が発表した「食料自給率」を表すグラフです。
日本の主食であるコメは食料自給率が高いのですが、昨今の食の欧米化によって消費量が減っています。
一方、牛や豚、鶏などの畜産業はおいしくて人気がありますが、飼料や原料は海外に依存していることから、食料自給率が長期的に減少傾向にあります。
ちなみに、日本の食料自給率(カロリーベース)は、「39%」と言われてますが、外国と比較すると、
アメリカ・・・・130%
フランス・・・・127%
ドイツ・・・・・・95%
となっており、日本の食料自給率は、先進国中でも最悪です。
食料自給率が低いということは、食料のほとんどを外国から輸入しているということになります。
逆に言えば、何か有事があった際に、輸入がストップしてしまうと、食べるものがなくなってしまうというわけです。
(・・・まあ、そんな単純ではないけど)
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以前、本で読んだのですが、国が武器とするのは、「軍事」「エネルギー」「情報」といったものが一般的ですけどアメリカやEUなどの諸外国は、「食料」も武器の一つだと考えているそうです。
考えてみれば、そりゃそうですよね。
人は、ご飯食べなきゃ生きていけないんだから・・・。
私たち日本人は、身近に食料があるので、あまり危機感がないかもしれないけど、「食糧不足」は既に始まっていて、一日に数万人がなくなってます。
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日本は少子化で人口減が進んでますけど、世界的には、人口が爆発的に増えてますからね。
このまま人口が増えて、食糧生産量が追いつかなくなったら、どうなるか・・・・。
そりゃ、食料の奪い合いになる可能性だってあると思います。
そうすると、今の食料自給率じゃ、「日本終わった」・・・かもしれません。
いくら私がこれから億万長者になっても、食べるものがなかったら、どうしようもないですよ。「お金」は、食べるものじゃないですからね。
子供の頃に読んだ「北斗の拳」という漫画で、お金をばら撒いて、
「この時代に、こんなものはケツを拭く紙にもならないぜ!」
と言うセリフがありましたが、そんな時代が本当にくるんじゃないかと、少し不安です。
つい最近も、野菜の価格が高騰してましたし、これを機会に、「食料」というものを真剣に考えてみる必要があるかもしれませんね。
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