こんにちわ、リョウスケです。
最近は新社会人とおぼしき、若いサラリーマンをよく目にします。
今頃、慣れない仕事に余裕が無くなったり、めんどくさい上司や先輩の攻撃にあってしんどい思いをしている人たちも多いと思います。
この中で何人が半年の壁、一年の壁を超えてサラリーマンを続けるのか見物ですよ。
なんせ私は入社初日から辞めたくてしょうがなかったですからね。
実際、すでに「働きたくないでござる!」
と考えている人も多いのではないでしょうか。
(出典)流浪人(るろうに)
しかし、働かないと、日々の生活費を捻出できないし、そもそも、働かなくても食べていけるような「資産」もない。資産を増やしたくて、「株式投資」をやっても、うまく資産を増やすことができない。
「ない」「ない」づくしで、笑えてきますよね。
そんな方にオススメなのは、米国の「連続増配企業」への投資です。
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まず、前提条件として、「米国」の「連続増配企業」であって、「日本の」ではありません。
米国企業は、日本企業とは比べものにならないくらい、株主還元意識が高く、自社株買いを活発に行っていたり、配当利回りが高い企業も多いです。
また、毎年「配当金」の金額を上げている・・つまり、連続増配企業も多くあります。
この中から、25年以上連続増配している企業を「配当貴族」、50年以上連続増配している企業を「配当王」と呼ばれています。
日本では、25年以上連続増配の企業が、「花王」一社であることに対して、米国では、数十社していることからも、米国の株主還元意識の高さが伺えますよね。
そもそも、米国企業は、減配や無配に陥るということは、経営に対して、重大な欠点があったと見なされますので、なかなかそういった事態にはなりにくい環境があります。
こういった「連続増配企業」に投資することで、様々なメリットを享受することができ、「働きたくないでござる」「リタイアしたいでござる」と思っている方の夢を前進することができます。
今回は連続増配企業に投資することで、受けられる3つのメリットを紹介します。
まず、一つ目のメリットは「連続増配企業」に投資すると、保有しているだけで、貰える配当金が増えていきます。
ちなみに、私の保有している「マクドナルド」は、42期連続で増配しており、今年度は、前年度と比較して7.4%の増配しました。仮に、1000ドルの配当金をもらっている人が、毎年同じ増配率の増配が行われると仮定すると。
1年目 1074ドル
5年目 1428ドル
10年目 2041ドル (約2倍)
15年目 2917ドル (約3倍)
20年目 4169ドル (約4倍)
25年目 5958ドル (約6倍)
30年目 8513ドル (約8倍)
配当には、複利が適用されるので、保有しているだけで、配当金がどんどん増えていきます。これが、年々積み重なっていくと、 30年後には、約8倍の配当金をもらえることになります・・・とんでもないでしょ!?
このような配当金は、リタイアする前なら、再投資することで、複利の恩恵を受けて効率的に資産を増やすことができますし、リタイア後は、不労所得として、日々の生活費として活用することができます。
二つ目のメリットは、リタイアするための計画が立てやすいことです。
「連続増配企業」は、そうでない企業に比べると、株主還元意識が高く、安定した「配当金」が貰えます。
安定した配当金が貰えると言うことは、毎年受け取る収益を予測することができますので、「あとどれくらい投資すればリタイアできるか」「あとどれくらいでリタイアすることができるか」というリタイアするための「精度の高い」計画を立てることができます。
そして、見える化した計画を元に、順次資金を投入し、リタイア目指すことができるわけです。
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仕事でも、計画を立てることって、非常に重要ですからね。
将来が予測でき、リタイアへな計画が立てれるのは非常に大きなメリットです。
最後に3つ目のメリットです。
上記の通り、「連続増配企業」は、安定した「配当金」の延長線上にあるメリットですが、「連続増配企業」は、不況に非常に高いパフォーマンスを誇っています。
以下は、S&P500指数と10年以上連続増配している企業で構成されたETF「VIG」の2008年から2012年までの株価推移を表したグラフです。
◆S&P500指数とVIGのパフォーマンスを比較(2008年~2012年)
上記のとおり、リーマンショックによってS&P500は、2008年から2009年の間に、50%以上下落しておりますが、VIGは下値が抑えられています。
これは、安定した配当金が、下値を抑えていると思われます。
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また、いくら連続増配銘柄とはいえ、下げていることには変わりないので、続いて、連続増配している個別銘柄で見てみます。
以下は、私の保有銘柄である、連続増配期間42年の「マクドナルド」、同じく55年の「ジョンソンエンドジョンソン」、同じく22年の「IBM」と、S&P500指数のパフォーマンスを比較したものです。
◆S&P500とMCD,JNJ,IBMのパフォーマンス比較(2008年~2012年)
S&P500指数は、前述したとおり、大きく値を下げており、最大で-50%強の値下げとなっていますが、JNJは下がっているものの、-26.5%で済んでいます。
そして、IBMとMCDに至っては、一時的に株価は下がっているものの、とんでもない勢いで、株価が上昇しております。
このように、連続増配企業の中でも、優良な銘柄は、不況に強く、素晴らしいパフォーマンスを誇っています。
リタイア後も、このような銘柄を保有することで、配当だけでなく、安定した「キャピタルゲイン」で、資産を効率的に高めることができます。
このように、連続増配企業に投資する事で、様々なメリットを受けることができますので、リタイアに向けて、大きく前進することができます。
とはいえ、リーマンショックの際、多くの企業が、減配あるいは無配に転じたことを考えると、必ずしも増配し続けるわけではありません。
ですので、連続増配銘柄の中でも、「マクドナルド」や「ジョンソンエンドジョンソン」のような、収益性が高く、可能なかぎり減配や無配を行わない優良銘柄に投資する必要があります。
「働きたくないでござる!」と考えている方にはオススメの投資だと思いますよ。
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