こんにちわ、リョウスケです。
今回は、今一番欲しい個別銘柄
「エクソンモービル（XOM)」を分析してみたいと思います。
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石油メーカーとして、世界最大の企業というだけでなく、
第四位となっております。
しかし、長年低迷していることから、IBM同様不人気銘柄となっていますね。
エクソンモービルを調べる前に、
まず、「石油業界」について調べてみました。
※石油情報センター出典
上記は、石油の使用用途を図に示したものです。
熱源（火力発電所、家庭・ビルの暖房など） 40％
動力源（自動車、トラック、飛行機） 40%
原料・その他（プラスチック製品等） 20％
こうして見ると、
熱源については、原子力発電や風力発電の普及により今後需要の低下が見込まれ、
動力源も、電気自動車などの普及により、需要が低下する可能性が高いですね。
◆今後の石油需要の推移（2015年～2020年）
上記は、2020年までの石油需要について、経済産業省が発表したものです。
図を見ますと、5年間で、8.4%の需要が減ると言われています。
また、別の資料によると、2005年と比較し、
2040年には、需要が半減すると言われています（これは裏付け取れませんでした）。
◆原油価格チャート（10年）
さらに、これは、「WTI原油価格連動型上場投信（WTI）」の10年チャートです。
超長期で見ると、原油価格が下がっていることが見て取れますね。
これらの資料が全てというわけではありませんが、
今後、少しずつ「石油」の需要は減っていくものと思われます。
◆指標
株価：82.53
PER ：43.97
来期予測PER：20.19
ROE ：4.64
EPS ：1.88ドル
配当利回り：3.64％
配当性向：74.3%
連続増配年：34年
◆チャート（10年）
※Yahooファイナンス
◆業績推移
※楽天証券より
配当利回りが、3%代後半と、素晴らしい利回りとなっております。
また、連続増配年が34年ということは、
リーマンショック時も、増配しているということですから、
いかに、株主を大事にしているかが見て取れますね。
ちなみに、図にはしておりませんが、
「自社株買い」も積極的におこなっております。
ただし、業績は、年々悪化していっています（ぱっと見は）
2017年度は「強気」になっていますね。
今後、石油の需要は減っていくことが予想され、
しかもエクソンモービルの業績は、年々悪化しています。
業績が悪化しているのは、「原油価格」が下がっているためと
思われますが、これも昨今の状況を見ると、なかなか上がる見込みはありません。
さらにいうと、「エクソンモービル」は、
かつて「ウォーレン・バフェット」も保持しておりましたが、
既に売却しております。
そして、あの「ロックフェラー家」も、売却しております。
これの出来事は、「エクソンモービル」の今後を、
若干不安視させますね。
とはいえ、
「配当利回り」「連続増配」等の、「株主還元」という目線でみると、
すごく魅力的な銘柄だと思います。
また、今業績が下がっているからこそ、
将来復活した時に、大きな利益を手にするという見方もできます。
復活するまでは、インカムゲイン狙い。
復活後は、キャピタルゲイン狙いというのは、あさはかでしょうかね（笑）
いずれにせよ、私個人としては、
次に資産投入するタイミングで、購入しようと考えています。
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永遠の不発弾「IBM」について書いた記事です。
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