スマホって、便利ですよね。
今では当たり前のように使っていますが、実際に日本で注目され、活用され始めたのは、2008年頃と言われています。
それまで、日本では「ガラケー」と呼ばれる携帯電話が主流だったんですよね。
電話やメールができ、大画面でインターネットを閲覧でき、様々なアプリまで使えるという、まさに万能小型端末といえるでしょう。
そんな、「スマホ」の中でも、多くの方が使っている「iPhone」の開発、販売をしている「アップル」を分析してみたいと思います。
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もはや、知らない人はいないくらいメジャーな会社です。
「iPhone」や「IPad」、「Mac」などを、世界中に販売しております。
まずは、2017年度1Q(2016.10~2016.12)のデータを見てみます。
◆2017年度1Q(2016年10月~12月)の売上データ
appleは、9月が決算ですので、四半期1Qは、「10月~12月」となります。
こちらの資料では、どの製品・サービスで、どれだけの売上があったのかを、記しています。
「iPhone」が、7829万台売れ、543億ドルの売上がありました。
appleの1Q全体の売上が、783億ドルであることを考えると、
「iPhone」の売上が全体の70%を占めているということになります。
以下は、全体の売上を円グラフにしたものです。
appleにとって、「iPhone」の売れ行きが、いかに重要であるか
お分かりいただけると思います。
逆に、「iPad」や「Mac」の売上は、全体で比較すると、割合的には低いんですよね。
(額はすごいですけどね・・・。)
また、「Service」というのは、Appleストアや、iTuneなどの売上になります。
「Other Product」は、上記以外の売上で、一時期話題になった「Apple Watch」も、
こちらに入ります。
2017年1Qのデータを見る限り、appleを分析するうえで大事なのは、
「iPhone」の売上が、今後どう推移していくかってことだと思います。
(数年という短い単位でみるならね。)
そこで、現在のスマホのメーカー別のシェアを見てみます。
◆スマホシェア(2016年度)
サムスン 22.8%
アップル 15.3%
ファーウェイ 9.6%
OPPO 7.2%
vivo 6.0%
LG 5.5%
小米 3.7%
Lenovo 3.7%
TCL 3.7%
ZTE 3.5%
その他 18.9%
サムスンは、相変わらず強いですね。アップルは二番手です。
それにしても、中国メーカーの躍進が凄いです。今後、さらにシェアを伸ばす可能性が高いですね。
残念ながら、日本企業は一つもランクインしていません(泣)
続いて、世界のスマホ市場の推移を見ていきます。
◆世界のスマホ市場推移
より抜粋
今後も、スマホ市場は拡大していくようですね。
特に、新興諸国での普及が見込まれているようです。
つまり、「iPhone」の売上向上の伸びしろは、まだまだあるように思えます。
現在の、アップルの売上の70%を「iPhone」の売り上げが占めているところを考えると、1年後、2年後はともかく、10年後の事を考えると、少し不安です。
ただ、「iPhone」のブランド力は、絶大で、デザイン性、操作性で、ほかの追随を許していません。
iPhoneの凄いところは、一度使い始めたら、今後も使い続ける「リピーター率」が圧倒的に多いところです。
それだけ、ユーザビリティが高いってことなんでしょう。
言い換えるなら、独占企業的な体質を持っているってことではないでしょうか。
あと、今回は触れませんでしたが、アップルの収益性は素晴らしいです。
ほかのIT企業は、売上が高いけど、営業費や研究開発費にも、費用をかけています。
しかし、アップルは、これらの費用が他社に比べると、少ないんですよね。
それでも、大きな収益を上げているところを考えると、優れた収益構造を持っていると考えるべきです。
これらの事を考えると、今後も、アップルには期待できるのではないでしょうか。
あの「ウォーレン・バフェット」も購入した「アップル」は、
調べれば調べるほど、魅力的な企業だと思います。
高いブランド力、高い収益性、優れた企業構造、どれも素晴らしいです。
次の買いたい銘柄の最有力候補の一つですね。
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