リョウスケが米国株で億万長者を目指す

日本株で資産を最大化した私がアメリカ株で頂点を目指します。

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S&P500指数(IVV)と高配当ETF(VYM)は、どちらが儲かるのか分析してみた・・・。

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こんにちわ、リョウスケです。

 

株式投資の中で、絶対に儲かる方法なんてものはありません。

しかし、「絶対」とは言わないまでも、非常に高い確率で儲けることのできる一つの「最適な答え」というものは、存在しています。

 

それは、「S&P500」と連動するETFに投資することです。

 

プロの投資家、個人投資家を問わず、S&P500と比較してアウトパフォームできる投資家は、ほんのひと握りですからね。

下手に「個別株」に投資するよりも、S&P500と連動するETFに投資する方が、効率よく利益が出せるかもしれません。

 

ところで、そんな「S&P500」と連動するETFには、「iシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)」があります。

 

ただ、このETFの配当利回りは、「1.84%(※17/05/04現在)」となっており、少し配当利回りが低いんですよね。

私の投資方針としては、配当利回りが、「3%」以上が理想です。

 

高配当のETFとしては、S&`P500とは連動していませんが、米国の高配当株式で構成されたETFも存在しています。

それが、「バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)」です。

 

今回は、この「IVV」と「VYM」を比較してみたいと思います。

 ※本来は、VOOとVYMを比較したほうが良いのかもしれませんが、VOOは設定日が「2010年」ですので、これよりも歴史の古い「IVV」と比較しています。

 

iシェアーズ・コア S&P 500 ETFとは

 

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先ほども述べましたが、このETFは、S&P500と連動したETFです。

この商品は、ブラックロック社が提供しているものですが、他にもバンガード社が提供している「VOO」もあります。

 

◆基本情報

 名称:iシェアーズ・コア S&P 500 ETF

 経費率(信託報酬):0.04%

   決算:年四回(3月・6月・9月・12月)

 配当利回り:1.84%

 

相変わらず経費率が安いです。

ちなみに、「IVV」のライバルである「VOO」は、先日まで、経費率が0.05%だったんですが、値下げして、「0.04%」になったようです。

 

これまで、「IVV」が0.04%で、「VOO」が0.05%となっており、「IVV」の方が安かったのですが、これで差がなくなりましたね。

 

◆チャート(10年) ※楽天証券より

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リーマンショックで大きく下げておりますが、その後綺麗な右肩上がりとなっています。私は、この「S&P500」のチャートを見て、米国株を始めようと思ったんですよね。

 

 

バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)とは

 

このETFは、米国大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を中心に組み入れられております。

 

◆基本情報

 名称:バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)

 経費率(信託報酬):0.08%

   決算:年四回(3月・6月・9月・12月)

 配当利回り:2.95%

 

昨今の株価の値上がりによって、配当利回りが、3%を切っておりますね。とはいえ、それでも、かなり高い数値を維持しております。

 

◆チャート(10年) ※楽天証券より

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IVV同様、リーマンショック時に大きく下げておりますが、その後綺麗な右肩上がりを維持しております。

 

S&P500指数(IVV)と高配当ETF(VYM)どちらが収益大きい!?

 

「IVV」と「VYM」どちらも、チャート的には右肩上がりで甲乙つけがたいのですが、それでは、実際にどちらの方が、儲けることができたのか見てみます。

 

◆IVVの過去パフォーマンス

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◆VYMの過去パフォーマンス

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 上記は、いずれも配当を再投資したと過程したパフォーマンスを表しています。

 

「IVV」の場合、「3年」配当の再投資しながら保持していると、年間「9.9%」のリターンを得ることができ、「5年」だと、年間「13.5%」の利益を得ることができます。

 

しかし、「10年」保持すると、年間「7.5%」のリターンとなり、「15年」保持すると、年間「6.9%」のリターンと大幅に利益が少なくなってしまいます。

 

これは、「リーマンショック」の影響によるもので、「金融危機」の「暴落」がいかに凄いか分かりますよね。

 

また、「VYM」の場合、「3年」配当の再投資しながら保持していると、年間「9.8%」のリターンを得ることができ、「5年」だと、年間「12.9%」の利益を得ることができます。

 

しかし、「10年」保持すると、年間「7.2%」のリターンとなり、大幅に利益が少なくなってしまいます。これも、「IVV」同様「リーマンショック」の影響によるものです。

 

総括

 

年間の利回りで見ると、「S&P500(IVV)」の方が、「1年」「3年」「5年」「10年」単位のパフォーマンスが良い結果となりました。

 

だからといって、「S&P500(IVV)」の方が、「高配当株(VYM)」よりも、「良いETF」かといえば、そういうわけでもありません。

 

今は堅調な「米国株式」も、いずれは下げ相場が訪れます。

それが、短期で終わるのか、長期に及ぶのかは、分かりませんが、この下げ相場の時に、安定した「配当」というのは、凄く精神的にありがたいんですよね。

 

私は、「リーマンショック」の際、下げ相場を経験し、資産が3分の1程度まで下落しました。その時の精神状態は、最悪です。そりゃ、自分の資産がどんどん減っていくんだもの。

 

そういう時の「配当」というのは、精神的に助かるんですよね。

 

長期で、退場せずに「株式投資」を行うためには、「利益」を重視するだけじゃなく、精神的な要素も、多少考えておくべきだとは思いますね。

 

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