こんにちわ、リョウスケです。
ここ数年、「情報技術」の分野は大きな変革期になっています。
「ビッグデータ」や「人工知能」、「IoT」など様々ICTの技術が、我々の生活を便利にしてくれるのではないかと期待されています。
こういった「情報技術」の分野は、常に苛烈な競争が繰り広げられており、生き残っていくのは、非常に難しく、私達「個人投資家」が、特定の「個別株」に投資するのは、怖いという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、今回は、米国株の中で「情報技術」分野の企業で構成されているETF「バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)」を紹介します。
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このETFは、米国の情報技術セクターの大型株、中型株、小型株で構成されています。
以下は基本情報です。
◆基本情報
名称:バンガード米国情報技術セクターETF
ティッカー:VGT
信託報酬:0.10%
決算:年4回(3・6・9・12月)
設定日:2004年1月26日
構成銘柄数:366
直近の配当利回り:1.02%(※17/05/15現在)
信託報酬は、「VTI」や「VOO」などと比べると、若干高めです。
また、「配当利回り」が、「1.02%」と少ないです。
「配当利回り」が小さいのは、「情報技術セクター」が、株主還元するよりも、研究開発にその費用を割り当てて、株価の上昇で、株主へ還元する方針の企業が、多いからだと思われます。
このETFへの投資は、「インカムゲイン」よりも「キャピタルゲイン」を狙うべきですね。
以下は、「VGT」の構成銘柄の比率です。
◆構成銘柄比率(TOP10)
アップルに、アルファベット(Google)、マイクロソフト、フェイスブックなど名だたるハイテク企業が並んでいます。
ちなみに、IBMも入っていますね。
以下は、チャートです。
◆チャート(10年)
綺麗な右肩上がりですね。
しかし、リーマンショック時の落ち込みが激しいです。
この分野は、不況時に影響が出やすいのかもしれませんね。
以下は、過去のパフォーマンスです。
◆過去のパフォーマンス(VGT)
とんでもないパフォーマンスになっています。
直近3年間保有し続けると、年間17.1%のリターンがあります。
直近5年間保有し続けると、少しパフォーマンスが下がり、年間15.5%のリターン。
直近10年間保有し続けると、リーマンショックの影響で、年間10.8%のリターン。
になります。
ちなみに、以下は、S&P500と連動した「IVV」の過去のパフォーマンスです。
◆パフォーマンス比較用(IVV)
VGTとIVVを比較すると
3年間保有すると、VGTが「17.1%」 IVVが「10.2%」
5年間保有すると、VGTが「15.5%」 IVVが「14.0%」
10年間保有すると、VGTが「10.8%」 IVVが「7.4%」
ずつ年間のリターンがあります。
差を比較すると、全ての期間で「VGT」が「IVV」より良いパフォーマンスを出しています。
今回ご紹介させていただいた「バンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)」は、成長分野である「情報技術」セクターで構成されている為、高パフォーマンスを実現できます。
しかも、直近10年以内の投資期間の場合、「S&P500」指数よりも、良いパフォーマンスを実現できています。
あくまで個人的な意見ですが、これから数年間も、引き続きICTの変革期であると思いますので、市場平均を超えるリターンが続くのではないかと思います。
ただ、懸念事項として、このセクターが、不況に弱い点です。
長期間の下落相場の際、大きく資産が目減りしてしまいます。
そのリスクを、受け入れることができる方は、このETFは宝の山だと思います。
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