こんにちわ、リョウスケです。
今回は、「バンガード・米国グロースETF(VUG)」を紹介したいと思います。
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このETFは、米国大型グロース株で構成されています。
以下は、基本情報です。
◆基本情報
名称:バンガード・米国グロースETF
ティッカー:VUG
信託報酬:0.06%
決算:年4回(3・6・9・12月)
設定日:2004年1月26日
構成銘柄数:323
直近の配当利回り:1.21%(※17/05/15現在)
やはり、グロース株を中心に構成されているだけあって、配当利回りは少ないです。
成長企業は、配当などで株主へ還元するよりも、株価の値上がり益で、株主へ還元する方針の企業が多いからでしょう。
当たり前かもしれませんが、「グロース株」への投資をするのであれば、「インカムゲイン」を重視するよりも、「キャピタルゲイン」を重視する形になります。
以下は、「VUG」の構成銘柄の比率です。
◆構成銘柄比率(TOP10)
「アップル」「アルファベット(Google)」「アマゾン」「FaceBook」など、将来が期待された銘柄が名を揃えています。
ん!?「Coca-Cola」って、あの「コカ・コーラ」のこと?
これって、グロース株だったの?
あと、「ウォルト・ディズニー」も、グロース株かっていうと、ちょっと微妙のような気もしますね。
よくよく見ると、「フィリップ・モリス」も入ってますがどちらかというと、バリュー株のような気がするんですが・・・。
定義が、よく分かりませんね。
この中に入っている「コムキャスト」というのは、「ケーブルテレビ」の最大手になります。ちなみに、「ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)」を子会社化すると、発表しています。
また、「ホームデポ」は、日曜大工用具小売業の最大手です。
少し地味な業種ですが、収益力が高く、この業界ではほぼ無敵です。
しかも、小売業の脅威となる「Amazon」などのネット通販とは、現状住み分けができております。
「ホームデポ」に関しては、「個別株」としてマークしています。
以下はチャートです。
◆チャート(10年)
綺麗な右肩上がりですが、所々大きな下落がありますね。
特に「リーマンショック」の時が、約50%の下落となっています。
とはいえ、こういった下落を跳ね除けて、現在は、底値から約3倍の株価になっています。
つまり、下落相場には、とんでもなく弱いが、上昇相場には、強いということですね。
続いて、以下は過去のパフォーマンスです。
◆過去のパフォーマンス
とんでもないパフォーマンスになっています。
直近3年間保有し続けると、年間11.7%のリターンがあります。
直近5年間保有し続けると、年間13.7%のリターン。
直近10年間保有し続けると、リーマンショックの影響で、年間8.9%のリターン。
になります。
ちなみに、以下は、S&P500と連動した「IVV」の過去のパフォーマンスです。
◆パフォーマンス比較用(IVV)
VUGとIVVを比較すると
3年間保有すると、VUGが「11.7%」 IVVが「10.2%」
5年間保有すると、VUGが「13.7%」 IVVが「14.0%」
10年間保有すると、VUGが「8.9%」 IVVが「7.4%」
ずつ年間のリターンがあります。
差を比較すると、市場平均に勝ったり、負けたりしていますね。
少し驚いたのが、リーマンショックで、大きく下落下にもかかわらず、10年間保有すると、市場平均に勝っているんですよね。
今回ご紹介させていただいた「バンガード・米国グロースETF(VUG)」は、高成長企業で構成されているだけあって、リターンは大きいです。
市場平均に勝っていることも多く、「キャピタルゲイン」を狙っている投資家は、ポートフィリオの一つとして保有していてもいいかもしれませんね。
ただ、長期の下落相場が発生した時、覚悟が必要かもしれません。
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