こんにちわ、リョウスケです。
AI(人工知能)の進化が止まらないですね。
先日、Google傘下のDeepMindが開発した囲碁AI「AlphaGo」と、囲碁世界レーティング1位の柯潔(カ・ケツ)九段の3番勝負が行われ、「AlphaGo」が3戦全勝という結果となりました。
チェス、将棋、囲碁といった「盤上競技」の中で、最も複雑と言われていた囲碁で、人間が人工知能に勝てない時代となってしまいました。
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人間とAI(人工知能)の戦いは、20年前から行われています。
1997年にIBMの開発したAI「ディープブルー」が、チェスの世界チャンピオンに勝利しました。でも、その当時の技術では、「将棋」で、AIが人間に勝利することはできないと言われていました。
なぜなら、「チェス」より「将棋」の方が、複雑なゲームであるから。
そして、時は流れ、2012年には、将棋AIが、トップ棋士に勝利します。
チェスよりも複雑な「将棋」で、AI(人工知能)が勝ってしまったんです。
しかし、その時も、「チェス」や「将棋」で、人間に勝利しても、「囲碁」では人間に勝てないとされ、その差は、当時、10年は埋まらないと言われていました。
さらに、時は流れて、2016年には、前述の「AlphaGo」が、以後のトップ棋士に勝利するんですよね。
このように、人工知能は凄まじいスピードで進化してきました。
私は「チェス」や「将棋」「囲碁」を嗜みませんので、あまり詳しく知らないのですが、こういった「盤上競技」では、独特の「大局観」が必要とされています。
これは、「ある手」を指した時に、その後起こりうる全ての「手」を調べ尽くすことは、人間でもコンピュータでも無理です。
そこで、人間は、これまでの「経験」を元に「勘」で、指すしかないんですよね。
これが「大局観」というもので、絶対に「勝てる」という「神の一手」がない以上、読み合い以上に大事なものとされています。
この人間しか持ち得ないとされてきた「大局観」を、人工知能はすでに持ち合わせていることに、脅威を感じます。
人工知能は、この「擬似大局観」を、「ディープラーニング」技術で学習し、少なくとも「盤上競技」では、人間を超え始めています。
そして、この「ディープラーニング」技術は、汎用的な技術であるため、様々な分野で活用できますからね。
今回、Google傘下の開発したAI囲碁は、ただ「囲碁」で人間に勝利しただけでなく、その技術力を世界中に示したことになります。
今後、AI革命が起こり、AI(人工知能)の市場は、爆発的に高まるとされている中、高い技術力を示したことで、「インターネット」という巨大なインフラ網で、覇権を握っただけでなく、AI(人工知能)の分野でも、覇権を握れるんじゃないかという気がしてきました。
AI(人工知能)の学習には、様々な学習データが必要ですが、「検索エンジン」という膨大なビッグデータを取得できる「グーグル」の優位性は、大きいんじゃないかと思うんですよね。
しかも、「クラウド」技術をはじめとする、巨大なインフラ網を自由に使えますし。
ただでさえ、私達、いえ私は、「Google」の提供しているプラットフォームを使わない日はありません。「インターネット検索」「Youtube」「グーグルマップ」など多岐にわたっています。
ここで、さらに、「AI(人工知能)」の分野で、大きなシェアを握れるとすれば、もはやこの企業のビジネスが陳腐化することなんて、私が生きているうちには、ないんじゃないかとさえ思います。
今のうちに「Google(アルファベット)」株を購入することも検討した方が良いのかななんて思っております。
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