こんにちわ、リョウスケです。
今回は、知る人ぞ知る、住宅リフォーム小売チェーンの「ホーム・デポ(HD)」を分析してみたいと思います。
「ホーム・デポ」は、住宅リフォーム・建設資材・サービスの小売チェーンで、「ダウ30種」にも選ばれている優良企業です。
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アメリカでは、「住宅」の流動性が高く、中古物件の需要が日本とは比べ物にならないほど高く、購入した物件を、自分達で、改装・修繕する「DIY(Do It Yourself)」が盛んなのだそうです。
「ホーム・デポ」は、このような需要を上手く取り込んでいっています。
扱っている商品は、住宅の建設・改修の関連商品が主で、水回り機器、建材、床材、塗装、園芸用品などを扱っています。
どちらかというと、専門性の高い商品となりますね。
そのため、店舗の部門ごとに、専門知識を身につけた「エキスパート」を配置し、「アドバイス」や「コンサルティング」を踏まえた接客を「強み」としています。
また、消費者向けの「技術講習会」なども開催して、顧客の定着化も行っています。
こういった「ネット販売」では真似できない独特の「強み」を持っている企業というのは、将来性も期待できますね。
もちろん「ホーム・デポ」も「ネット販売」に力を入れています。
ウェブサイトを刷新して、商品の検索機能をスピーディーにしたり、専用アプリを改善して、「配達予測時間」を通知したり、顧客への利便性を向上させる機能を次々と追加しております。
その結果、前年度は、前々年度と比較して、20%近く成長しています。
ホームデポは、「消費者」向け、「業者」向けの商品を販売しているのですが、ホームデポのホームページや決算書の中に、その売上の比率などの記載がなかったんですよね(見つけることができなかっただけかも・・・)。
以下は、ホームデポの売上推移です。
「売上」「純利益」ともに、右肩上がりで上昇していっています。
これだけ成長していいっているにも関わらず、「PER」が「22~23倍」って、えらく低いような気がします。私の見方が間違っているのかな!?
2018年~2019年度の予測も、安定的に伸びていっております。
以下はチャートです。
2012年を境に、急激に株価が上がっております。
2012年と比較すると、約5倍株価が上がっておりますね。
正直、これには驚きました。
まさか、これほどのパフォーマンスがあるとは。
以下は、配当金の推移です。
2012年以降、連続して増配を行っておりますね。
現在の配当利回りは、「2.31%」で、そこそこの利回りを誇っています。
「ホームデポ」は、元々興味のある銘柄だったのですが、記事を書くために、かなり調査してみたのですが、超優良企業ですね。
小売業は、「アマゾン」の脅威にさらされていますが、「ホームデポ」には、「店舗に足を運ぶ」ことに強みを持っている企業ですので、「現在のところ」、アマゾンとは競合しづらいのではないかと思います。
また、「DIY」は、アメリカ人の文化に近いものがあるので、今後大きく衰退することもないのではないかと思います。
しかも、アメリカは人口増加国ですので、住宅需要は、まだまだあると思います。
これだけの成長株なのに、「配当利回り」もそこそこ高く、「キャピタルゲイン」「インカムゲイン」両方狙える銘柄ですよね。
あと「ホームデポ」のリスクですが・・・
思いつかないんですよね。あれば教えていただけませんか?
個人的には、次回購入の有力候補となりました。
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