こんにちわ、リョウスケです。
日経新聞に衝撃的な記事が掲載されていましたので、紹介したいと思います。
以下は、日本経済新聞の記事を引用したものです。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、保有していたゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）株をすべて売却していたことが明らかになった。14日に米証券取引委員会（ＳＥＣ）に提出した４～６月期の保有有価証券報告書でわかった。
バークシャーは３月末時点でＧＥ株を約1058万株、金額にして３億1544万ドル（約345億円）保有していた。業績の悪化でＧＥ株は今年に入って６月末までに15％下落しており、見切り売りに動いたようだ。同様に業績低迷が続くＩＢＭ株の保有も一段と減らした。
一方、新たに不動産投資関連のストア・キャピタルを1862万株、金融のシンクロニー・ファイナンシャル株を1746万株取得した。バンク・オブ・ニューヨーク・メロン株やゼネラル・モーターズ（ＧＭ）株の保有も増やした。アップルやゴールドマン・サックス、コカ・コーラなどの保有株数は変えなかった。
（引用）日経新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL15H0Z_V10C17A8000000/
記事によると、バークシャー・ハサウェイが、保有していた「ゼネラル・エレクトリック（GE）」を全て売却し、IBMも一部売却したとされています。
また、金融株の「シンクロにー・ファイナンシャル」を取得し、さらに、「バンク・オブ・ニューヨーク・メロン」や「ゼネラル・モーターズ（GM）」の買い増しを行ったようです。
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この記事を見て、私は衝撃を受けました。
バフェットがGEを売った・・・だとか、新しく銘柄を保有した・・・だとか、ゼネラル・モーターズの保有比率を増やしただとか・・・は、興味ありますが、この際、どうでもいいんですよ。
私が、まず思ったのは
ぎゃああああ～～、バフェットがまたIBM株売っちゃったよ～！
ってこと。
ええ、そうなんです。
わたしくし、「IBM」ホルダーなもんで・・・。
投資の神様ウォーレン・バフェットが、いよいよ「IBM」に見切りをつけちゃったのか・・・なんて思ってしましました。
・・・でもさ～・・・
なんか、おかしい気がするんだよね。
何がおかしいって、この記事がよ。
たしかに、バフェットは、IBM株を売却していますよ。
ちなみに、ブルームバーグの記事によると、バフェットは、保有していたIBM株を「1月～3月（第一四半期）」と「4月～6月（第二四半期）」に売っています。
以下、引用
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは、保有するＩＢＭ株の約３分の１を１－３月（第１四半期）と４－６月（第２四半期）に売却したと、ＣＮＢＣが４日、同氏の発言を引用して報じた。
（引用）ブルームバーグ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-05-05/OPGGBL6TTDSG01
上記記事が、掲載されたのは、5月初旬。
つまり、5月初旬の時点で、バフェットはIBM株の3分の1を売却していたってことですよね。
そして売却したタイミングは、バフェットは、「IBM」株を1～3月と4月に分けています。
「保有有価証券報告書」が提出されたのは、
前回が、3月末時点の保有銘柄を5月中旬に報告し、そして、今回が、6月末時点の保有銘柄を報告しています。
今回発表された「保有有価証券報告書」は、4月～6月に売買した結果の保有銘柄が、報告されているわけなので、4月に売却した分が、今回の報告書に記載されているわけです。
なので、以前バフェットが発言した「保有していたIBM株は3分の1売却した。」という発言した以降、売ってないんじゃないの？って思うんですよね。
たしかに、「日経新聞」が報じた通り、3月末時点と比較すると、6月末時点では、バフェットが保有比率を下げているのは間違いんですけどね。
バフェットがIBM株を3分の1売却したのは、大きなニュースになったんだから、その話と組み合わせて記事にして欲しかったです。
こんな偉そうに書いてて、5月～6月にバフェットが更にIBM株を売却してたら、超絶格好悪いんですけどね・・・ハハハ。
まあ、見間違いがない限り、それはないと思います。
それにしても、今回の「日経新聞」の記事、紛らわしいなあ。
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