こんにちわ、リョウスケです。
今回は、NVIDIA(エヌビディア)が2018年度第3四半期決算を発表しましたので、分析してみたいと思います。
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結論から申し上げると、今回の決算は非常に良かったです。
以下は、今回発表された決算データの一部を抜粋したものです。
◆NVIDIA 2018年決算データ
まず「売上」を見てみますと、今期「2,636」となっており、前年度と比べると「31.5%」の増収となっています。
アナリスト予想は、「2,360」だったので、予想を大きく上回っております。
続いて「営業利益」を見てみますと、「895」となっており、前年度と比べると「40%」の増益となっています。
そして「当期純利益」を見てみますと、「838」となっており、前年度と比べると「55%」の増益となっています。
また、「EPS」も、予想「0.94」でしたが、今期「1.33」となっており、予想を大幅に上回っております。
このように、今回の決算では、「増収増益」実現し、アナリスト予想も超えております。
それでは、次に、「売上」の内訳を見てみたいと思います。
以下は、今回の決算で発表された売り上げを「セグメント」ごとに分類したものです。
◆セグメント毎売上
上記は、NVIDIAの売上を「セグメント」毎に表している表です。
こうしてみると、「NVIDIA」は「GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)」で儲けている企業だということがわかりますね。全売上の「84%」を占めています。
「Tegra Processor Business」は、現在エヌビディアの新しい事業の柱として期待されています。全売上と比較すると、まだまだ比率として少ないですが、現在絶好調の「Nintendo Switch」にも採用されています。
前年度比で「74%」の増収していますし、まだまだ伸びしろはあるように思えます。
続いて、以下は、「NVIDIA」の売上を「プラットフォーム」毎に表した表です。
◆プラットフォーム毎売上
やっぱり、「ゲーム用途」で製品を利用することが多いようですね。全体の59.2%を占めており、今期は「1,561」となっており、「25%」の増収となっています。
アナリスト予想は「1,310」だったので、予想を大きく上回っております。
今話題になっている「Automotive」用途での活用は、まだまだ進んでいません。
まあ、逆に言えば、今後、この部分の伸びしろが大きくなるのでしょうね。
あと、気になるのは「データセンター」での用途が、大幅に拡大しています。
今期は「501」で、前年度比「109%」の増収です。とんでもない成長性ですね。
ちなみに、アナリスト予想が「474」だったので、こちらも予想を上回っております。
今期の決算では、大幅な増収増益となっており、市場も好感しています。
個人的には、近い将来起こると言われている(すでに起こっている?)「第四次産業革命」によって、大きく成長する筆頭銘柄であると考えています。
人口知能を効率的に活用するためには、膨大な演算処理が必要となるので、エヌビディアのGPUは期待されているんですよね。
また、クラウドの活用が大きく拡大しているため、データセンター事業の拡大も素晴らしいです。
エヌビディアは、グロース株で、今後の成長を期待されて、株価上昇が爆上げしていますが、仮に「増収増益」を実現していても、市場予想を下回ったりすると、大きく株価を下げる点が怖いです。
とはいえ、この成長力を見ると、今後も期待できそうですけどね。
あくまで私見ですが、ハイテク銘柄では、もっと予想し易い銘柄のように思えますね。
私が最も欲しい個別銘柄です。
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