こんにちわ、リョウスケです。
世界の覇権国家である「アメリカ」を代表する企業は、数多くあります。
「マイクロソフト」「マクドナルド」「ジョンソン・エンド・ジョンソン」「Amazon」「Google」「アップル」「フェイスブック」「エクソンモービル」・・・これらは、全てアメリカの企業です。
これらの企業は、世界中の様々な国でビジネスをしており、アメリカ国内だけでなく、世界中で収益を上げております。その収益力、ブランド力は、比肩するものはなく、もはや、アメリカ代表というレベルではなく、世界を代表する企業と言えるかもしれません。
そんなアメリカ企業の中でも、最近、特に、存在感を強めているのが「Amazon」です。いや、もう、「存在感を強めている」という言葉では、生ぬるいかもしれませんね。
元は、ただのネット書店だった「Amazon」ですが、今や様々な業界に進出し、価格度外視でシェアを伸ばし、様々な企業を駆逐し、恐るべきスピードで成長していっています。
以下は、Amazonとアメリカの代表的な指数である「S&P500指数」の騰落率を表したグラフです。
◆AmazonとS&P500指数騰落率(1999年~現在)
20年前から現在までで、「ドットコムバブルの崩壊」「リーマンショック」という大きな暴落がありましたが、S&P500指数は「+196.18%」という素晴らしいパフォーマンスを残しました。
しかし、「Amazon」は、さらにとんでもない成長率をたたき出しており、20年間で「35142.69%」の上昇をしております。
まさに、モンスター級の成長ですね。
Amazonが、ナスダックに上場したのが、1997年5月で、初値が1株18ドルでしたので、この頃から保有している人は、大金持ちになっていることでしょう。
ただ、「Amazon」株を保有し続けることは、容易ではありません。
1999年末から2000年末までに、90%暴落しておりますし、2008年から2009年の間には、最大で50%以上の暴落があります。
「Amazon」のような、超グロース株を「暴落」の最中保有し続けるのは、非常に難しいです。
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ところで、そんな「Amazon」ですが、最近私は、この「Amazon」株を購入しました。
私のこれまでの「投資方針」は、連続増配企業を中心に投資しており、どちらかというと「キャピタルゲイン」よりも「インカムゲイン」を重視した方針でした。
これは、かつて「日本株」を運用していた頃の「下落相場」で培われたものです。
「Amazon」は、現在の所、経営方針として成長性を重視しており、配当を出しておりません。
なぜ、そんな「無配」の「Amazon」株を購入したかというと、完全に市場を支配しているから。
非常に抽象的な理由ですみません。
私の過去の記事を見ていただければ、お分かりたいだけるのですが、実は、私は「Amazon」の成長性について、疑問符を持っていた個人投資家の一人です。
(過去の考えを備忘録的に見ることができることも、ブログの醍醐味ですね。)
ネット販売業、AWSの成長が、このまま維持できるわけないと、思っておりました。
しかし、米国株を始めて以降、「Amazon」の動向や決算を、チェックし続けて、考えは変わりました。
一部の勝者が、利益を総取りすることのできるビジネスの世界では、最初にシェアを拡大した企業に、大きなアドバンテージが与えられます。
そんな大きなメリットを、「Amazon」のビジネスプラットフォームが、手に入れていると判断しました。
おそらく、今後も、様々な分野に進出し、価格度外視でシェアを伸ばし、進出した先の企業を叩き潰すことになる結果しか想像できません。
ですので、「Amazonに投資しないリスク」を回避するため、ポートフォリオに新しく追加することにしたわけです。
オマハの賢人「ウォーレン・バフェット」は、Amazonに投資しなかったことを後悔している、と発言しましたが、これから先、多くの投資家が、さらに同じ思いをするのではないかと考えています。
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