こんにちわ、リョウスケです。
「株式投資」をやっていない人の中には、「どんな銘柄に投資したら良いのか分からない。」と考えている人が多いようです。
でも実は「株式投資」には、様々な「投資手法」があって、その手法に基づいた銘柄選定が行えることを知らない人も多いようです。
例えば、アマゾンやアルファベット(Google)などの将来が期待できる企業に投資する「グロース株投資」や、その逆に、実際の価値よりも値を下げている銘柄に投資する「バリュー株投資」と言ったものがありますし、そして、アメリカなら「S&P500指数」や「ダウ工業平均株価」、日本なら「日経平均株価」などの「市場平均」と連動した運用成績を目指す「インデックス投資」といったものが有名です。
この中でも「インデックス投資」は銘柄の分析をする必要性はなく、ひたすら愚直に積立投資を行えば、過去の経験則に基づくと資産を増やしていくことができるので非常にオススメです。
まあ、投資手法には良い点も悪い点もそれぞれありますので、まずは自分自身がどういった手法が適しているのか見極めることが、最も大事なことだと思います。
例えば、ソッコーで資産を増やしたい人が「バリュー株投資」や「インデックス投資」をやっても、資産を増やすことができませんからね。
ところで、ここ最近は相場全体が、様々な悲観論や楽観論が出て、ボラティリティの高いものとなっていますが、「そろそろ景気がピークアウトするのではないか」という声が根強く残っています。
こんな時にオススメしたいのが「連続増配企業」への投資です。
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連続増配企業とは、その名のとおり、毎年連続して配当金を増配している企業のことです。
米国企業は日本企業と異なり、株主への還元意識が非常に高いのが特徴です。その為、連続増配を長きに渡って継続している企業も多いんですよね。
ちなみに、そんな連続増配企業の中でも、25年以上連続で増配している企業を「配当貴族」、50年以上連続で増配している企業を「配当王」と呼ばれ、ゴロゴロ存在しています。
そして、株主はこういった連続増配企業に投資していることで、過去の実績から「減配」や「無配」に陥るリスクを下げて、貰える配当金の額が毎年上昇していくメリットを享受することができます。
「株式投資」で資産を増やす為の方法として、売買値上がり益(キャピタルゲイン)と配当金益(インカムゲイン)がありますが、何もしなくてもインカムゲインを増やすことができるということは結構威力は凄いんですよ。
ちなみに、私の保有している「マクドナルド」は、43期連続で増配しており、前回は、14.8%の増配しました。もし、1000ドルの配当金をもらっている人が、毎年同じ増配率の増配が行われると仮定すると。
1年目 1,000ドル
5年目 1,736ドル
10年目 3,463ドル (約3倍)
15年目 7,927ドル (約7倍)
20年目 13,768ドル (約13倍)
25年目 27,453ドル (約27倍)
30年目 54,741ドル (約54倍)
ね?凄いでしょう?
1年目は1000ドル・・・つまり1ドル100円と仮定すると、10万円貰っていたのが、20年目には、13,768ドル(約137万円)貰えますし、30年目には54,741ドル(約540万円)貰えるという計算になります。
配当金が500万円って、サラリーマンとしての収入とほとんど変わらない人も多いと思うので、「リタイア」という選択肢を選ぶこともできますよ。
まあ、増配率は、年によって違うので、上記のように毎年高増配率というわけではありませんが、「複利」の影響で、配当金が増えていくことは大きなメリットです。
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連続増配企業に投資することで、大きく資産を増やすことができるのはお分かりいただけたかと思いますが、もう一つ大きなメリットがあるんですよ。
それは、不況に陥った時に配当金は心の癒しとなるということです。
過去には、ドットコムバブルの崩壊やリーマンショックの暴落で資産を大きく減らすタイミングがありました。こういった時というのは、株価が下落により、自分自身の資産が大きく減っていくだけでなく、ニュースや雑誌から流れる情報は、悲観論に満ち溢れています。
そんな時、必ず思うのは、「株式投資やめよっかな・・・。」ってこと。
ここでやめてしまうと、大きな損失が確定してしまいますし、今後得られるであろう利益を手にすることができません。ですので、株式投資から退場する・・・というのが、最大の悪手となります。
そんなネガティブ要素が、多く存在している時に、頂戴する「配当金」は、最高の癒やしとなり、これも大きなメリットだと考えています。
凄く地味なメリットなんですが、私が過去にリーマンショックで資産を大きく減らした際には、もらっていた配当金が心の癒しとなり、株式投資の世界に長く居続けることができたんですよね。
今にして思えば、この頃に配当金を定期的に貰えていなかったら、株式投資をやめていたかもしれません。そう考えると、今の自分があるのは、「配当金」のおかげと言えますよ。
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