こんにちわ、リョウスケです。
株式投資の基本は様々な銘柄に分散投資し、それを長期で保有することです。
まあ、「長期投資」と「分散投資」は初心者向けの投資書籍なんかを見ると、ほぼ確実に推奨されています。
ただ、「長期投資」に関しては、株式が急騰すれば「すぐに株価が下がるのではないか」と不安になって売却してしまう人が多いです。
そして急落すれば「これ以上損失を増やしたくない。」と考えて、狼狽売りをしてしまったりするケースが多いので、理屈では「長期投資の方が良い。」と分かっていても、なかなか難しいです。
一方、「分散投資」は、「複数の銘柄に分散することでリスクを下げる。」というメリットが理解できやすいので、自分の投資方針に従って、「分散投資」している投資家が多いです。
極端な言い方をすれば、たった一つの銘柄を保有していて、それが暴落してしまったら、とんでもないことになってしまいますからね。
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ところで、投資の世界では、「分散投資」が基本とされている中で、著名投資家「ジム・ロジャーズ」は、「集中投資」を推奨しています。
彼の言葉を以下に抜粋します。
投資は分散すべきだとアドバイスを受けることが多いだろう。
しかしそれでは破産はしないものの、大金も手にできない。
1970年も一次産品を買って10年間保有し、80年にそれを売って日本株を買い、90年にそれを売ってテクノロジー関連株を買い、2000年にそれを売っていたら、あなたは今頃大富豪になっていただろう。
70年に投資を分散していたなら、ここ30年、ちっとも儲からなかったはずである。分散投資は安全だが、リッチにはなれないのだ。
彼は、「分散投資は安全だが、リッチになれない」と言っています。
私は、20年以上株式投資を経験していますが、ジム・ロジャーズのこの言葉を見た時、衝撃を受けました。
いや、ほんとその通りだなって。
「分散投資」の考え方そのものは、リスクヘッジするためのもので、「儲ける」ということに、重点を置いている考え方ではありません。
投資の神様として名高い、「ウォーレン・バフェット」も、保有している銘柄は数十にも及び、一見「分散投資」をしているようにも見えますが、保有銘柄のトップ6が、全運用資産の6割以上の比率を占めていることを考えると、「集中投資」しているといえます。
では、こういった世界的にも有名な著名投資家が、「集中投資」を推奨しているからといって、我々のような「個人投資家」が、集中投資をしても良いのでしょうか。
私は、「有り」だと思います。
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究極の言い方をすれば、たった一つ保有している銘柄が爆上げしたら、大きな利益が出ますからね。
私たちのような「個人投資家」が、なぜ「投資」をしているかというと、「お金持ちになりたいから」という人が多いと思うので、もし「集中投資」戦略がうまくいった場合、その目的が早期で叶う可能性もでてきますよ。
もし、「銘柄選定」に自信があり、「集中投資」のリスクを許容できるのであれば、「集中投資」して資産の拡大を狙うべきだと思います。
繰り返しますが「銘柄選定」に自信があり、「集中投資」のリスクを許容できれば・・・です。
ちなみに、「集中投資」を肯定するようなことを書いておいて、身も蓋もありませんが、私は銘柄選定にも自信がありませんし、そもそも年齢的にそこまでのリスクをとることができませんので、自分なりの「分散投資」を実践していきたいと思っています。
一つの銘柄に集中投資して、失敗してしまうと、挽回することができなくなってしまいます。40歳超えて、「株式投資失敗!」なんて笑えないですからね。
私は、第四次産業革命の勃興を見据えてテクノロジー銘柄をポートフォリオの中心に据えていますが、それらをリスクヘッジするためにディフェンシブ銘柄やインデックス投資で分散しています。
たくさんのセクターに分散しているわけではなく、最適な分散投資とは言えないかもしれませんが、現在のような相場環境であれば、こういった少しリスクが高めで責める方が良いかと思っています。
何が言いたいのかというと、「集中投資」「分散投資」にはそれぞれメリットとデメリットがあり、それぞれリスクの強弱があります。
これらのメリットとデメリットをしっかりと考えて理解することも大事ですし、自分自身の年齢や経済状況を顧みリスクの許容範囲がどれくらいなのかを考えて判断すべきだと思います。
「株式投資」に正解なんて存在しません。自分自身に適したやり方を探すのが最も最適なやり方だと思いますよ。
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