こんにちわ、リョウスケです。
私は20年株式投資をやっていますが、色んな投資投資手法を試してきました。
投資界隈では「ブレない投資」が評価されますが、私はこれを良いこととは思っていません。
世の中がどんどん変わってきているんだから、投資のやり方も変化すべき・・というのが私の考え方です。
ちなみに、私が株式投資を始めた時は、「日本株」の運用をしていましたが、インフルエンサーと呼ばれるようなブロガーが薦めている銘柄をそのまま真似をする「パクリ投資」もやっていましたし、値動きの大きい小型グロース株に集中投資していたこともあります。
また、高配当株や連続増配株のような「インカムゲイン」を重視した投資をしていましたし、アマゾンやマイクロソフトのような世界最大手のグロース株に投資していたこともありました。
このように、同じ株式投資をしていても、色んな投資手法・戦略をやっています。
ただ、このように色々試しているわけですが、ポートフォリオの主軸となっているのは「連続増配株」や「高配当株」のような守りの投資になっていますね。
これは過去にリーマンショックを経験していることで、「株価差益(キャピタルゲイン)」を追いかけると、暴落時に精神的負荷に耐えれなくなる可能性が高いということが分かったからです。
資産もある程度最大化できていますし、市場平均を追いかけずに、インカムゲインを安心・安全・安定的に貰える銘柄選びに注力することで、「勝つ投資」よりも「負けない投資」を実現し、緩やかな資産形成を狙いたいと考えています。
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私に適している株式投資の方法は「インカムゲイン」を重視しているのですが、以前は「株式投資」以外の資産運用で、もっと効率的にリターンを得ることはできないか、と考えたことがあります。
その中で気になったのが「FX」です。
「FX」というと、「投資」というよりも「投機」に近く、値動きは政治的要素が非常に大きく影響することでキャピタルゲインを得るのは非常に難しいイメージがありますが、FXには「スワップポイント」で定期的に利益を得ることもできるんですよ。
「スワップポイント」が何なのかを書くと、長くなってしまうので、割愛しますが、金利差を利用して得る「インカムゲイン」の一種と思ってください。
(ちなみに通貨ペアによっては、支払わなきゃいけない場合もあります。)
そして、「FX」には、高金利通貨と呼ばれるものもあり、私がFXをやっていた当時の代表的なものが「南アフリカ ランド」や「トルコ リラ」です。
どれくらいのスワップポイントをもらえるかというと、以下のとおりです。
(※スワップポイントは証券会社によって異なります。あくまで参考値としてご認識ください。また、以下は私がFXをやっていた当時の数年前のデータです。現在のモノではありません。)
為替レート | 1日のスワップ | 1年のスワップ | 年間利回り | |
南アフリカ ランド | 6.849 | 12 | 4380 | 6.39% |
トルコ リラ | 18.154 | 82 | 29930 | 16.48% |
ちょっと分かりにくいんですけど、それぞれの通貨を1万通貨保有していると、上記のような、スワップポイントをもらえるんですよ。
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南アフリカランドの場合、1日あたりのスワップポイントは「12円」、トルコリラの場合は「82円」貰っていました。
これを年に換算すると、南アフリカランドが「4,380円」、トルコリラが「29,930円」になります。
ですので、このレートと、年間スワップポイントを計算すると、南アフリカのスワップポイントの年間利回りは「6.39%」、トルコリラだと、なんと「16.48%」となります。
(※何度もかきますが当時のデータです。)
このように、高金利通貨に投資(投機?)すると、株式投資では考えられないくらいの配当利回りを得ることができるわけです。
しかも、FXはレバレッジを掛けることができるので、例えば2倍程度のレバレッジをかけると、トルコリラだと年間30%を超える利回りのインカムゲインを、手に入れることができるってわけです。
ウォーレン・バフェットの生涯の平均年間利回りは20%と言われているので、もし通貨の価値が変わらず、同じ利回りを維持した場合、バフェットを上回る利益をインカムゲインだけで得ることができるというわけです。
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このように、高金利通貨に投資すれば大きな利回りを得ることができるわけですが、これを知っても私は高金利通貨への投資は見送りました。
実は、以前にFXには痛い目に遭っているし、さすがにここまで高金利になっている通貨に投資するのはリスクが高かったからです。いくらスワップポイントの利回りが高くても、それ以上に通貨が暴落(暴騰?)すれば、大損しますからね。
そもそも、高金利の通貨を発行している新興国の政情は不安定ですからね。高金利というのは、それだけ「信頼」が無いということを意味します。
ちなみに、現在のトルコリラのレートは以下のとおりです。
すごい勢いで下げ続けています。良かった・・・買わなくて!!
いくら高金利通貨といえども、肝心のレートが下がる(上がる)ことによる損失が大きすぎて、投資妙味は全くありません。
そもそも、「通貨」は、「株式」と違って、上昇することを目的としているわけではありませんので、いつまで上がる、いつまで下がるというのは予測がつきにくいです。
株式投資の高配当銘柄とは、比べ物にならないくらい、リスクが高いのが、新興国の高金利通貨です。
やっぱり、株式投資で堅実に稼ぐのが一番効率的かもしれませんね。
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